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映画 「This Is It」

This_is_it_2
 昨日から公開された映画 This Is It を観にいってきました。

 最初から最後まで、スゴイ!の連発でした。

 ロンドンでコンサートをするために、L.A.のステープルズセンターで行われていたリハーサルの様子を映画化したこの作品、色んな意味でビックリすることの連続でした。

 まずはリハーサル会場がステープルズセンターということにビックリ!ここはNBAの L.A.Lakersのホームコートで、コンサートやXゲームスにも使われる場所で、NBA開催時の収容人数が19,300人という巨大な会場なんです。

 オーディションには当然レベルの高いダンサーが集まっているのですが、100人以上のダンサーが一斉に踊る姿は圧巻でした。これを勝ち抜いたダンサーにとって、ここは正に夢の舞台でした。

 PVの完成度が高いのはみなさん御存じのとおりですが、それをステージで再現しようとする努力は並大抵ではありません。音はできるだけその曲が発表された時のままを再現したい。ギタリストやバックボーカルの人にも目立つシーンを設定したい。ダンサー1人1人の個性を見せたい。色んな提案がマイケルから出されていたことにビックリしました。

Thisisit2

 普通のダンサーだと、中央にいるスターを目立たせるためのダンス構成になることが殆どですが、マイケルの場合はそれが当てはまりません。同じダンスをしたら、絶対にマイケルの切れが一番素晴らしいし、一番目立つんです。

 素早い動きはもちろんですが、止まった時に最も違いが出ると私は思っています。他のダンサーが肩で息をしている時も、マイケルは胸が少し動いているだけ、以前ステージを見た時にもキレイに止まるなと思っていたのですが、映画だとアップで見られるので改めてスゴイと感心してしまいました。

 マイケルが1人でステージに立っている時に、ダンサーさん達が真剣に見ている姿がとても印象的でした。みんなファンなんですよ!憧れの人をこんなに近くで見られる!カッコいい~!という気持ちに溢れていました。

 コンサートで背景に使う映像も、色々と撮影していたんですね。本番まであと少しという所まで来ていたのに、マイケルはどうして亡くなってしまったんでしょうね。これだけ完成度の高いリハーサル風景を見ると、彼の死が信じらません。

 「今の時点では、ぼくは全力で歌わないよ、まだウォームアップなんだから」なんて言いながらリハーサルをしていたマイケル。でも、それでも充分に素晴らしいんです。

 今の時点では、やっぱり冷静に見ることはできませんでした。I'll be there なんか聞いてると泣きそうになっちゃうもの。普通に見られるようになるには、何年か必要かな?

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中目ダンサーズ
キング堂ブログ支店

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コメント

私も今日観てきました。

ほんとに集中してみましたので、ぐったりです。

この映画をみると、人間マイケル・ジャクソンが分かってよかったです。
最近の彼はニュース的なことでとらえられることが多かったので、人間として、ミュージシャンとして、そしてさらにプロデューサーとしての力がわかりとてもよかったと思います。

上映が終わる前にもう一度観に行こうとすでに思っています。

ゆみりんこさん☆おはようございます
もう一度見たら、また新しい発見があるのでしょうね。
何度も見たいのでDVDが出たら即買いだなぁ。
今まで知らなかったマイケルを沢山知ることができて、わたしも良かったなぁと思っています。

Rokoさんこんばんは。本当に素晴らしい映画でしたね。ダンサー達もすごいけど、ミュージシャン達も最高! 特にOrianthiのかっこよさにはヤラレました。

本当にマイケルを一度も生で見ていないことが残念でなりません。ジャネットは2回も見てるのに・・・

kingdowさん☆こんばんは
リハーサルであのレベルっていうのが驚異的でした!
ミュージシャン達は前のツアーから継続の方が多かったけど、それでも細かいチェックが続いてましたね。オリジナルの音にこだわるマイケルの考え方が凄いなぁって思いました。
マイケルのステージは1回だけ見たことがあるけど、東京ドームの3階からだったから・・・ (^_^;)
DVDが出たら即買いで毎日見ちゃうんだろうなぁ~、きっと!

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私はプリンス派なので、マイケルのCDはベストしか持っていないし、例のロンドン50日についてもいろんな意味で大丈夫か?と思っていた。だからこの映画もDVDでいいわと思っていたけど、久しぶりに会った姉が「あれ観た? 凄いで、絶対に映画館で観なあかんで」と力説していたので、それならと行ってきた。 そんな私が1曲目でグズグズ、2曲目でもう泣いてますやん。彼が健在なら決して公にならなかったであろう映像、全力を出し切ってさえいないリハーサルでさえ、私のような不信の輩をもひれ伏すほどの力があり、彼は終わって... [続きを読む]

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