映画 「パイレーツ・ロック」
ラジオで音楽をかけると演奏家の仕事が減るという理由で、イギリスでは1日45分しかポピュラー音楽が放送されていなかったという事実にまずビックリ!
そして、その法律から逃れるために、海の上が海賊ラジオ局が24時間音楽を放送していた、ということにもまたビックリ!
若者たちに人気のあった海賊ラジオ局を潰そうと画策する政府の役人との戦いが日夜続いていたんです。
海賊ラジオ局の個性的なDJたちが様々なプログラムを送り出します。それぞれの得意なジャンル、独特の語り口、みんないいなぁ~!
自分の部屋でそっと聞いている人、友達とパーティーしながら聞いている人、仕事をしながら聞いている人、みんな楽しみにしてたんですね。こんなラジオ局があったからこそ、ポピュラー音楽は広がっていったんだろうなぁ!
登場する人たちのファッションも、話題になっていることも、もちろん音楽も、どれもこれもが輝いていて、とっても楽しい映画でした!こういうテーマの映画だから当然と言えば当然だけど、選曲センスがとっても良くてニヤニヤしっぱなしでした。(^o^)/
とにかく配役がいいのよ~!ラジオ局のオーナー役は、パイレーツ・オブ・カリビアンで、デイビィ・ジョーンズ船長役だったビル・ナイ!ちょっとチャーリー・ワッツに似てない?
唯一のアメリカ人のDJ、カウントを演じていたフィリップ・シーモア・ホフマンはいい声だったねぇ!
ケネス・ブラナーがチョー真面目な政府官僚役ってのも楽しかったなぁ!でも、あんなクリスマス・ディナーは絶対にゴメンだね! わたしが一番気に入ったのはギャヴィンを演じていたリス・エバンス、これぞモッズって感じでカッコよかった~!
ロックファンなら、絶対に見逃すな~!!これぞ、Radio Gagaだよね!(Lady Gagaって名前もここから来てるんだよね)
製作年: 2009年
製作国:イギリス ドイツ
原題:THE BOAT THAT ROCKED
時間:135分
監督:リチャード・カーティス
公式サイト:http://www.pirates-rock.jp/ @みゆき座
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