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『フルーツ・ハンター』 アダム・リース ゴウルナー

フルーツ・ハンター

アダム・リース ゴウルナー

白水社

 普通のスーパーで売っているフルーツって何種類くらいあるのだろう?家の近所のスーパーだとせいぜい20~30ってところだろうなぁ。同じフルーツでも品種や産地違いの何種類かを置いてある場合もあるから、それをカウントしていくと100種類を超えるのかもしれないけど、それだって大した数じゃない。

 

 始めてアメリカへ行った時、スーパーに並んでいるフルーツの種類の多さにビックリしたんですよ。リンゴだけだって赤いの、青いの、大きいの、小さいの、おまけにそれらすべてが量り売りなんだもの。

 

 もちろん日本でだって、大きなフルーツショップへ行けば珍しいものが沢山並ぶようになったけど、まだまだ知らないものが世界中にあるんですよね!

 

 この本の著者アダムはフルーツに魅せられてしまい、世界中の珍しいフルーツを一目見たい、一口食べたい、という思いで何処へでも出かけていきます。形や匂いで、思わずひるんでしまうようなものも多いけど、ドンドンつき進んでいくところは、まさしく「フルーツ・ハンター」です。

 

 美味しいけれど、余りに臭くて有名なドリアン。わたしは乾燥させたドリアンしか食べたことがないんですが、いつか生のを食べてみたいなぁ!わたしは「くさや」が平気だから、きっと大丈夫だと思うんだけど。

 

 この本の中で一番気になったのは「ミラクルフルーツ」です。これを食べた後は、レモンなどの酸味の強いものを食べても甘ーく感じるんだそうです。どんな感じなのか、わたしも体験してみたいです。

 

 フルーツには食べごろってものがあるから、収穫してから店頭に並ぶまでの期間をどうするかが大きな問題です。それをクリアするために冷蔵保存したり、品種改良したり、様々な努力をしていますが、本当に美味しいフルーツを食べるためには現地に行くしかないのでしょうね。

 

 フルーツにまつわる不思議な話、様々な言い伝え、栽培の秘密、流通の限界、フルーツは何と様々な秘密に満ちているのでしょうか!この魅力に取りつかれたら逃れるのは不可能ですね。

 

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