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約束とクレーム

 今日は友人のダンス・イベントがあり、その受付を手伝っていました。

 会場の1時間も前から並ぶ方もいれば、定時から1時間過ぎてからやって来る方もいて、人というのは様々なのだなぁと感心してしまいました。

 イベントが開始してから30分ほど過ぎたころ、数人の方が会場から出てきました。そして、その中の1人が受付にやってきてこう言ったのです。

 「友達が出演するというので見に来たんだけど、僕らが着いた時にはすでに出番が終わっていたんで、このチケットを返金できませんか?」

 返金はできませんとお答えしたところ、その方たちは「ああそうですか」と出口へ向かいました。

 仲のいい友達が出ているから、そこだけを見たい。他の部分にはまるで興味がない。まぁ、分からなくはないけど、それじゃ何の広がりもないなぁって気持ちになりました。人生全てが「食わず嫌い」だらけってことなのかなぁ?

 本気でピンポイントで見たいと思うなら、出演者に何番目に出るの?と事前に確認しておけば、大体の時間は想像できます。

 それも確認せずに開演よりも遅れてやってきて、目的のものはもう終わっていたから「金返せ」というのは、余りにも無計画だし自分勝手!それよりも、遅刻してきたことを反省しろよ!って思いました。

 何か不都合があったときに、それを誰かや何かのせいにするのは楽だし簡単だけど、それじゃ何にも変わりません。自分は最善を尽くしていたのか?を考えれば、次回からはきっとより良くなるはずです。

 友達との約束を果たせなかった彼らは、それをどう考えるのでしょうか?

 ゴメンと言える彼らであって欲しいなぁ!

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