神田敏晶と津田大介が考える「テレビ、音楽、ツイッターの未来」
クーリエジャポン主催で行われた対談、”神田敏晶と津田大介が考える「テレビ、音楽、ツイッターの未来」” は、実際にはTwitter で行われたのですが、それをまとめたものがクーリエジャポン Blog 「クーリエジャポンの現場から」にアップされています。
津田さんがおっしゃっていたこの言葉にわたしも同感です。
個人的に今のテレビ番組作りで一番嫌いなのが、CM前の巻き戻しなんですよ。あれが酷すぎてオンタイムで番組を観る気にならない。録画して観ても相当巻き戻される。制作側も観てもらうのに必死なんでしょうけれど、あれを加速させたら、そりゃ視聴者はYouTubeに流れるよなあと思いますね。
「続きはCMの後で」と言いながら、同じところを繰り返し見させられるのにはウンザリなんですよね。画面に表示されるセリフや後付けの笑いとか、作為的な編集が増えれば増えるほどつまらなくなっちゃう!
お笑いでも音楽番組でも生放送でやってくれた方が緊張感があって、ずっと面白いと思うんだけどなぁ。TVができた頃はドラマだって生放送だったんだし、そういう放送は怖くてできないのかしらん?
わたし自身、地上波のTVで見るのはスポーツとドキュメントと天気予報だけ!だって、わたしが見たいと思っている洋楽やダンスや書籍に関する番組がないんだもの!
スポーツだって、これだけ盛んになっているJリーグの試合はほとんど放送されなくて、野球ばっかり!人気があるバレーボールやフィギュアスケートはまぁまぁだけど、他の種目には冷たいもの。
同じような顔ぶれしか出てこないTVドラマってのにも興味ないし。可愛いだけのアイドル中心の音楽番組なんて見たくないしね。
昔のようにみんなが同じ方向を向くなんてことは無くなったのに、それをまだ信じている人が作っているコンテンツには、もう未来はないなぁと思います。
この対談はとても興味深い内容でした。TV関係者などにも参加してもらって、再びこういう企画ができたら面白いでしょうね。
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