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COURRiER Japon ( クーリエ ジャポン ) 2010年 03月号

 レビュープラス さんよりCOURRiER Japon(クーリエ・ジャポン)の3月号を献本していただきました。今回もありがとうございます。

 今回のテーマは「オバマ大統領就任から1年 貧困大国の真実」です。

 豊かで、活力があって、何をとっても世界一であったはずのアメリカが、今や「貧困大国」となってしまっています。確かにアメリカに富はあるけれど、それは一部の富裕層だけのものなのです。

 アメリカの失業率は、現在10%といわれていますが、これは表面上の数字であり、実際には17%を超えているのではないかというのです。

 そういう状況ではホームレスの人が増えるわけですが、ホームレスは違法であるという地域が増えているのだそうです。ホームレスだというだけで刑務所に入れられてしまうのだとか。そして、刑務所に収容されている囚人は地域住民としてカウントされるので、囚人が増えれば、連邦政府からの助成金が増えるというのです。

 囚人は刑務所内では時給12~15セント程度の非常に安い賃金で働いているので、それが企業のアウトソーシング先になっているという事実には驚くばかりです。

 低所得者へ配給されるフードスタンプ(食糧配給券)の受給者が1日2万人のペースで増え続けており、アメリカ国民の12%近くに及んでいるのです。アメリカでの貧困ラインは4人家族で年収約2万2000ドル(約200万円)とされていますが、この補助を受けている人の9割近くがこれを下回る生活をしているというのです。

 更にひどい現実は、失業して保険に入れなくなった人や、保険に入っていながら適切な治療を受けられなくなっている人が増えているということです。

 彼らを救済するために運営されている「フリー医療フォーラム」へ、大勢の人たちが駆け込んだというのです。1週間の会期中に全国各地から8000人もの人が集まりました。中には長距離バスで25時間もかけてやってきた人もいるというのです。

 人間としての最低線の生活すら保障できない国になってしまったアメリカという国は、それでも世界一の国であると胸を張り続けるつもりなのでしょうか?

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