DVDでめぐる 世界の鉄道 絶景の旅
今回レビュー・プラスさんからご提供頂いたのは、「DVDでめぐる 世界の鉄道 絶景の旅」です。
まずは、このシリーズの第一弾「アルプスの登山電車」を観たのですが、これがスゴイ!
スイスの美しい景色、その中を走る登山電車の種類がこんなにたくさんあるとはビックリでした!
標高3500mのユングフラウヨッホは、スイスの中でも有名な場所ですが、ここまで行ける鉄道があるということを初めて知りました。標高3454mの地点まで行けるユングフラウ鉄道ができたのが1912年で、なおかつ最初から電気鉄道だったなんて!
それまでは限られた登山家しか訪れることができなかったアルプスを、誰にでも訪れることができるようにしたいという夢を実現したのが、この鉄道なのだそうです。
これ以外にも様々な鉄道が紹介されるのですが、そのバラエディの豊かさには驚くばかりです。大きな窓のパノラマ列車、ゆったりとしたソファのあるラウンジカー、座席を伸ばすとベッドになるコンパートメント、自転車ごと乗れる車両、ケーブルカー、どれも個性的でステキだなぁ、列車の旅へ行ってみたいなぁ~という気持ちが湧いてきました。
第二弾は「魅惑のオリエント急行」です。現在はいくつかのルートがあるのですが、オリジナルのオリエント急行は1883年にパリ~コンスタンチノーブル(現在のイスタンブール)でした。クリスティの「オリエント急行殺人事件」は、このルートを使ってましたね。
現在は「ロンドン~パリ~インスブルック~ベニス」や「ベニス~ウィーン~ブダペスト~ミュンヘン~パリ~ロンドン」など、様々なルートが期間限定で運行されているのだそうですが、どのルートも魅力的です。
昔のような超豪華な列車で、食事も必ず正装でというようなコースもあれば、もっと気軽なものもあって、こういうゆったりとした旅をするのもいいなぁ~と憧れてしまいました。
DVDの映像を楽しんだ後は、冊子の解説を読んで「なるほど~」と、またまた関心してしまいました。
美しい映像を見ていると、やっぱり旅に出たくなっちゃいますね。「どこか遠くへ行きたい♪」って気持になってしまいました。
創刊号が590円、2巻目はDVDが2枚(100分)で1200円という値段で、こんなに楽しめるなんて、とってもお得な観光ガイド・シリーズです。鉄道好きな方、旅行好きな方には絶対にオススメですよ!
« 『遺伝子学者と脳科学者の往復書簡』 村上和雄、川島隆太 | トップページ | 『やんごとなき読者』 アラン・ベネット »
「雑誌」カテゴリの記事
- 『Pen 2012年7/15号』(2012.07.07)
- 日経ビジネス Associe 2011年11/15号(2011.11.03)
- 『WIRED VOL.1](2011.06.13)
- 『芸術新潮 2011年3月』(2011.02.26)
- 週刊ダイヤモンド2011/1/20号「フェイスブックの旅」(2011.01.29)
「Review Plus」カテゴリの記事
- 『血流がすべて整う食べ方』 堀江 昭佳(2018.01.24)
- 『一瞬で心をつかむ文章術』 石田章洋(2016.06.28)
- 『血流がすべて解決する』 堀江昭佳(2016.05.17)
- 『子どもと食べたい時短おやつ』 菅野 のな(2015.12.27)
- 『長く健康でいたければ、「背伸び」をしなさい』 仲野孝明(2015.11.10)
« 『遺伝子学者と脳科学者の往復書簡』 村上和雄、川島隆太 | トップページ | 『やんごとなき読者』 アラン・ベネット »
コメント