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『社長、その服装では説得力ゼロです』 中村のん

 日本の男たちが、女性を褒めたり、リードすることが下手だから、女性たちは勝手な思い込みから自分のスタイルを作るしかなく、自分の本当の美しさがどこにあるのかに気づくチャンスがなかなかない。(本文より)

 ファッションは自己表現なんだから何を着てもいいのは確かだけれど、どうも日本の女性たちは、女性の目線ばかりを意識しているように感じます。

 ファッション雑誌には「こうしたら男性にアピールできる」みたいなことがよく書かれていますけど、わたしはどうも違うような気がするんです。そんな細かいところに気づくのか?って思っちゃうんだなぁ。

 逆に、ちっとも気にしてないなぁと思うのは「靴とストッキング」です。靴の場合は、デザインの良し悪しもあるけれど、いかに足に合ってるかということが一番のはずなのに足にちっとも合っていない人の多いこと!

 サンダルはかかとが5mm位出ているのが一番美しいのに、つま先が飛び出て、かかとが余っていたらガッカリです!ミュールは会社へ履いて行く靴じゃないということを分かってない人や、会社へ行ったらいきなりナースシューズを履いちゃう人が多いのって、何なんでしょうね?

 足が太いからといって黒いストッキングばかり履いている人もよくいますけど、あれって逆効果なんですよね。黒いと、かえって強調されてしまうんです。実は肌色の普通のストッキングが一番アラが出ないのにねぇ。

 著者の中村さんも書いてらっしゃいますけど、変な思い込みをしているばっかりに、自分の魅力を出せずにいるのは実にもったいないです。自分を客観的に見ること、人の意見をきちんと聞くことは、いかなる場合にも重要なのですね。

1141冊目(今年19冊目)☆☆☆☆

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コメント

こんにちは~。
この本、題名から判断して、男性向けのファッションの本かと思っていました。
女性向けの話も載っているんですね。
読んでみようかな。

牛くんの母さん☆こんばんは
女性向けの話もかなりありましたよ。
つまらない事で損してることが沢山あるんだなぁって思うポイントがいくつも見つかりました。

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