『やんごとなき読者』 アラン・ベネット
英国の女王陛下が、突然読書に目覚めてしまったら?というアイデアが面白いですねぇ!
王宮の中に専用の図書室があるのに、移動図書館へ行って本を借りたり、読んだ本の事を話題にして周りの人たちを悩ませたり、女王陛下の読書熱は留まることを知りません。
英国の上流の方たちは案外知的ではなくて、本も読まないんだってことを、この本を読んで初めて知りました。どちらかといえば、知的でない方が上流階級的であるって考えかたをする所が、皮肉屋の英国人っぽいのかもしれません。
読書に目覚めて間もないころには余り面白いと思わなかった本を、何年かしてから読んでみると面白いと思えるようになっている自分に気が付いてみたり、つまらない公務なんかサボって本を読みたいと思うようになってしまったり、読書好きの人だったら、きっと思い当たる節があるような、おかしなことをしでかしてしまう女王陛下がとってもチャーミングでした!
1140冊目(今年18冊目)☆☆☆☆☆
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コメント
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こんばんは~。
この本、面白かったですね!
本好きとしては、共感する場面が多くて、そうそう!あるある!なんて思いながら読んでました。
投稿: 牛くんの母 | 2010年2月16日 (火) 19:58
牛くんの母さん☆こんばんは
あるある!だらけでしたね。(*^^)v
それにしても、上流階級の人たちに知性が求められないってところがイギリス風だとはねぇ~ (^^ゞ
投稿: Roko(牛くんの母さんへ) | 2010年2月16日 (火) 21:28