『ビッグ・オーとの出会い 続ぼくを探しに』 シェル・シルヴァスタイン
「角はとれて丸くなるものさ」 とビッグ・オーは言う。
ぼくを探しに の続編です。
かけらクンは自分が上手くはまる相手を探しています。この相手だと小さいし、別の相手だと大きいし、なかなか良い相手が見つかりません。
自分に合う相手なんていないんじゃないかと思っていると、ぴったりの相手が見つかります。でも、永遠にぴったりなわけじゃないということを知って、かけらクンは悩みます。
じゃぁ、どうしたらいいの?
答えは相手に求めるものではなくて、自分で見つけるものなのだと、かけらクンは知るのです。
悩みがあると、つい相手のせいにしたくなってしまうけど、実はその原因は自分の中にあるのです。自分が変わることを恐れちゃいけないと、ビッグ・オーは教えてくれました。
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Rokoさん、こんばんは。
『ぼくを探しに』は内田善美さんの漫画『空の色ににている』に出てきて、それで手に取った本でした。
続編であるこの本ももちろん読みましたよ。
シンプルな絵、シンプルな言葉が意味するものは深いです。
単純に絵を眺めているだけでも和みますけどね(^.^)
投稿: 雪芽 | 2010年2月12日 (金) 23:43
雪芽さん☆こんばんは
シンプルなんだけど深い言葉が、心にズシっときました。
そして、わたしは"かけらクン"なんだなぁって感じました。
投稿: Roko(雪芽さんへ) | 2010年2月12日 (金) 23:49