『PLUTO 7』 浦沢直樹
第6巻でゲジヒトさんが亡くなり、この先どうなってしまうのだろう?という所から始まった第7巻の主人公はエプシロンでした。
地上最大のロボットの最後の生き残りである彼は、平和主義を貫き、兵役も拒否していたのです。戦争に加担するよりも、施設の子供たちとの生活を第一に考えて暮らしていたのですが、プルートウとの戦いを拒むことはできなかったのです。
この物語は、どうしてこんなに悲しいのでしょう?
どこからかやって来る悲しみを一心に受け止めてしまうウランは、何かに気付いているのでしょう。そして、それら全てが姿を現すとき、再びアトムが目を覚ますのでしょうか?
天馬博士のアトムへ対する愛は、こんなにも深かったのですね!
1148冊目(今年26冊目)☆☆☆☆☆
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