『人生は素晴らしいものだ』 オグ・マンディーノ
孤児で障害者という、人生のスタート時から背負っていたハンディをものともせず、あらゆる逆境を乗り越えて成功を手にした男、ザアカイ。この物語では、彼を敬愛し、生涯彼に仕えた親友ヨセフの目を通して、不屈の精神のもと、次々と襲いかかる試練を克服していくザアカイの姿が描かれる。(内容紹介より)
オグ・マンディーノさんの本を読むたびに思うのですが、どんなことをしようとするにしても、一番大事なのは自分を信じることなんですね。努力はもちろん必要だし、運もあるでしょう。努力を続けられる力を与えてくれるのも、運を掴むきっかけを作るのも、結局は自分なんです。
「不可能なことなんて何もない。それが不可能だと本人が思わない限り」
どんなに簡単なことでも、自分で無理だと思ってしまったら、それはもう不可能なことになってしまうのです。「こんなことしたら笑われる」とか「今さらやったって、しょうがない」って言う人が多いけど、本当にそうなのでしょうか?
周りから何と言われようと、とてつもない夢を叶えようとしているのだとしても、自分の目標を絶対に達成できるものだと信じることこそが大事なのです。
何かにくじけそうになった時、それを諦めるのは簡単です。でも、そうやって逃げてしまったら、何も残らないじゃないですか!とことんやって失敗したなら、それは立派な経験です。じゃあ、別の方法でやってみよう!と、やり直すことができる自分でありたいと思います。
「自分と未来は変えられる」という気持ちで、前進し続けたいと思います。
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