『運の管理学』 松永修岳
「運」を良くする鍵は「脳」にある
運が良いとか悪いとかって、それは間違いなく存在しています。「雨おとこ」「晴おんな」「引きが強い」「痴漢によく会う」なんて話は良くありますね。一言で「運」と言ってしまっているけれど、それは決して偶然ではないと、わたしも思っていました。
たとえば、コップに水が「半分しか残っていない」と考えるのか、「あと半分もある」と考えるのかは大きな違いです。同じ体験をしても、それをラッキーと考えるのか、アンラッキーと考えるのか、その積み重ねによって人生は大きく変わると思うのです。
誰だって運が良い方が良いに決まっていると思うんだけど、どうもそうではない人というのも存在するようですね。多分本人が気付いていないだけなんだろうけど、悪い方へ悪い方へ考えてしまう人っています。
「お金がない」「彼女(彼氏)がいない」「頭が悪い」みたいな愚痴ばっかり言っている人の傍へは、なるべくなら近寄りたくないなぁと、わたしは思ってしまいます。
この本の中には、どうしたら「運」を引き寄せられるのか?のコツがたくさん詰め込まれているのですが、その中から、すぐにできそうなポイントを見つけました。
ほしい、ほしいと思わない
「与えること」を続けていると、「財運」が良くなるのです。
自分から率先して行動する人、話題が豊富な人、楽しい雰囲気を持っている人、いつもニコニコしている人、何かを与えてくれる人だからこそ、その人と付き合いたいと思うんですよね。
いつも、そういう人間でありたいと思います。そして、がんばり過ぎないことも大事みたいですね。
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コメント
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なるほど!と思いました。
ほしい、ほしいと思わないって大切。
「●●してほしい」っていう人多いですものね。
それから「●●してくれない」っていう人も。
デパートで仕事をしているときよく言われました。
「●●してくれない」ので「●●してほしい」って。
そういう意味じゃないのでしょうか?
「あれがほしい」「これがほしい」っていうことだけではなく・・。
投稿: ゆみりんこ | 2010年4月 6日 (火) 23:51
ゆみりんこさん☆こんばんは
人に何かを与えることによって、自分に運が向いてくるのだそうです。
努力もせずに欲しがってるだけじゃダメだよねぇ(^_^;)
投稿: Roko(ゆみりんこさんへ) | 2010年4月 7日 (水) 00:09