映画 「アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち」
これ、生まれて初めて見たアルゼンチン映画です!
1940年代から50年代に活躍し、アルゼンチンタンゴの黄金時代を築いたスター達が、アルバム「CAFÉ DE LOS MAESTROS」に収録する歌を歌うためにスタジオに集まりました。
当時のブエノスアイレスの街の中には、タンゴを演奏し踊ることができるカフェが沢山あり、街中にタンゴの音があふれていたのだそうです。
楽器を演奏する人たちの技術の見事さも凄いけれど、歌手の人たちの声が本当に素晴らしくてビックリしてしまいます。歩いたり話したりしている姿を見ていると、(失礼ながら)普通のお年寄りという感じなんだけど、歌いだすと20代のような声なのです!美声とはこういうことなのかと惚れ惚れしてしまいました。
ブエノスアイレスのコロン劇場にマエストロたちが一堂に会した演奏は、とにかくステキの一言でした。特にバンドネオンの哀愁に満ちた音を聞くと、これぞアルゼンチンタンゴだなぁとゾクゾクしてしまいます。
アルゼンチンタンゴって、哀愁と、涙と、大人の色気に満ちているって感じがいいですねぇ!こういう音楽こそ大人の音楽なんですね!
監督:ミゲル・コアン
出演:オラシオ・サルガン、レオポルド・フェデリコ、マリアーノ・モーレス、カルロス・ガルシーア、ホセ・“ペペ”・リベルテ―ラ、ビルヒニア・ルーケ
2008年/アルゼンチン/92分
配給:スターサンズ
@Bunkamura ル・シネマ
映画館へ行ってみたら、余りに大勢詰めかけているのでビックリでした。わたしが観た回は満員でした!そして、同じ映画館で上映している「オーケストラ」も同じように満員で、こういう映画を観る人が増えてるんですねぇ、なんだか嬉しいなぁ!
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