ブログ内検索


  • ダメでもいいからやれ。
    体験もしないでお前ら、
    すぐに「ダメだ」って言うのは、
    学校で聞いただけの話だろう。
    やってみもせんで何を言っとるか
    (by 本田宗一郎)

読書Love!

  • 本が好き!
  • NetGalleyJP
    プロフェッショナルな読者
    グッドレビュアー 100作品のレビュー 80%

« 『なぜ、ノウハウ本を実行できないのか』 ディック・ルー ケン・ブランチャード ポール・J・メイヤー | トップページ | SAKURA TERRACE(名刺と紙製品の博物館) »

『医師がすすめる50歳からの肉体改造』 川村昌嗣

医師がすすめる50歳からの肉体改造
(幻冬舎ルネッサンス新書)

  • 川村昌嗣
  • 幻冬舎ルネッサンス
  • 880円

Amazonで購入
書評

 ダイエットって、やろうと思うけどなかなか上手くいかないことの代表のようなものですねぇ。体重を減らすにはあんなに大変だったのに、ちょっと油断するとすぐに元に戻ってしまったり、時には元よりも増えてしまったり (^^ゞ

 ダイエットといえば食事というのがすぐにイメージされますが、安易に食べ物を制限してもしょうがないんですね。毎日少しずつ減らしていったとしても、ある日ドカ食いをすれば元の木阿弥になっちゃいます。

 自分の食べるスタイルを見直すことが一番大切だということが、この本を読んでよく分かりました。著者が強く薦めている食べ方は、「味わうこと」です。せっかく食事をするなら、自分の口に入れた食べ物の味や触感をきちんと感じようということなんです。

 食べ物を「噛まずに飲み込むだけ」だから大食いになってしまうのだという指摘は、当たり前だけど見逃してしまっている点だと思います。ゆっくりと味わいながら食べたら、そんなに量を食べなくても満腹感を得ることができます。

 「食べることに集中すること」も大事だそうです。TVを見ながら、他のことをしながら食事をしていたら、食べ物を味わえなくなってしまいます。

 それと、口の中に食べ物がある状態で、次は何を食べようかな?と考えてしまう状態だと、次に食べる物の為に、現在口の中にあるものを無意識に飲み込んでしまうので、これもまた過食の原因となるのだそうです。1つ1つの食べ物をじっくりと味わうことって大切なんですねぇ。

 ダイエットで、もう一つのポイントは運動です。軽い運動をゆったりと続けることが効果的なんだそうです。無理のないテンポで歩くこと、片足立ちなどを意識的に行うことが薦められています。足を上げる高さや、着地する足の裏を意識するなど、漠然と歩くのではなく自分の身体をどう動かすのかに意識を向けるということが大事なんですね。

 食事も運動も、常に意識して行うということが大事!

 歩きながら腹筋を動かす「腹ぺこウォーキング」というのが紹介されていたのですが、これがなかなか面白そうです。著者は、このウォーキングと無理のない程度の食事療法で、1年間でウエストが10cm減ったんだそうです。その成果が写真で紹介されているのですが、これは説得力がある写真ですねぇ!

 歩くことが大好きなわたしですから、この「腹ペコウォーキング」をさっそく取り入れてみようと思います。

 この本は 書評サイト 「本が好き!」 より提供して頂きました。どうもありがとうございました。

1218冊目(今年96冊目)☆☆☆☆☆

« 『なぜ、ノウハウ本を実行できないのか』 ディック・ルー ケン・ブランチャード ポール・J・メイヤー | トップページ | SAKURA TERRACE(名刺と紙製品の博物館) »

心・脳・身体」カテゴリの記事

本が好き!」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
 ゆるゆると回復中の私です。
 自分もそろそろ肉体改造が必要かなぁと思って、実はいま「ジムに行く前に読む本」というのを読んでいますが、目から鱗のことがたくさん書かれています。ダイエット、知っているようで間違えているダイエット。知識はやっぱり大事ですよね。明日から自分もゆっくり味わって食べるようにしようっと。

 

樽井さん☆スポーツクラブ歴19年ですが、まだまだ知らない事だらけです (^^ゞ
男性の場合は筋肉を付けるのは割と簡単なんですが、身体が堅い方が多いですね。
見た目は立派な身体でも内臓はボロボロって人もいるし(-_-;)

リハビリ中の樽井さんにはゆっくり味わって食べることと、ストレッチをお薦めします。
そして、働き過ぎ注意ですよ~!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『医師がすすめる50歳からの肉体改造』 川村昌嗣:

« 『なぜ、ノウハウ本を実行できないのか』 ディック・ルー ケン・ブランチャード ポール・J・メイヤー | トップページ | SAKURA TERRACE(名刺と紙製品の博物館) »