『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか 実践編』 美崎栄一郎
実践編 (Nanaブックス)
ナナ・コーポレート・コミュニケーション
高いIT機器を使いこなすより、まずはノートを使いこなすこと。それができれば、あなたがどんな仕事をしていても、どんなポジションに就いても活かすことができます。持ち運びのできる、あなた自身のスキルになるのです。(本文より)
ノートって、授業やミーティングの内容を書き写したり、自分の考えを書き込んだり、予定を書いたり、忘れてはいけないことを書いておいたり。いろんな使い方があります。それはもう人それぞれで、見事に個性が出てるものなんですねぇ。
自分以外の人が書いたノートを見る機会ってほとんどありませんから、この本の中で紹介されているノートにどんなことが書かれているのか?それはそれは楽しく見させていただきました。
裏紙を使っている人はほとんどノートを見返す習慣がない
裏紙にメモって、ついついやってしまいがちですね。その場限りのメモなら構いませんけど、ある程度保存をしたいメモの場合、ほとんどは死蔵されるかゴミになるか、後から読み返すノートに書き写されることは殆どないですねぇ。(-_-;)
メモ用紙をそのまま、あるいは縮小コピーしてノートに貼るなんて手もありますが、そこまでする人はなかなかいません。だったら、最初からノートに書いてしまった方がいいんですね。これなら無くす心配もなくなるし、2度書きやコピーの手間もいらないし。
結果に至るまでの過程は、やった本人にしかわからないこと
準備とか結果については記録を残しても、その途中の部分(試行錯誤とかやり直しとか)は、記録されないことが多いですね。実は、その過程こそが自分のノウハウなのだと著者は言っています。それを残さないでどうする!ってね。
自分はどうしてそれをやろうと思ったのか?、自分は何故そちらを選んだのか?、他の手段はないのか?文字にしてみることによって分かってくることがあります。後から、あの時はどうしてそう決めたんだろう?と振り返ってみると、意外な発見があるかもしれません。
たかがノート、されどノート、自分の頭の中を整理するためにも、考えをまとめるためにも、スケジュールを確認するためにも、ノートの活躍する場はまだまだ広がっていきそうです。
付箋やマスキングテープ、しおり、切抜き、写真・・・様々な物を使って自分らしいノートを作り上げていくのっていいですねぇ。文字ばっかりだと後から見直した時に目立たないから、絵や写真などを貼ることでメリハリをつけるって辺りから、わたしも実践してみたいと思います。
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コメント
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こんばんは。
同じ本を読んでいるのに、全然着眼点が違うというのもかえって面白いものです。
ぼちぼちと年末が近づいてくるにつれて、来年の手帳はどうしようか、自分ルールはどうしようか。あれこれ楽しいような、悩むような日々でございます。
投稿: 樽井 | 2010年10月27日 (水) 22:53
樽井さん☆こんばんは
来年の手帳の件は、楽しみでもあり、悩みでもありますね。
なかなか良いのがないのよねぇ~!
あ~、どうしよう?
投稿: Roko(樽井さんへ) | 2010年10月27日 (水) 23:49
無難にファイロファックスのシステム手帳にするんですが、、中身のルーズリーフをどうするか、どういうルールで書き込むか、小機のシステム手帳は使うか、、、悩みどころたくさんです。
投稿: 樽井 | 2010年10月28日 (木) 00:48
樽井さん☆おはようございます。
手帳に書き込むルール作りも大事ですね。
とはいえ、手帳自体を今年もギリギリまで探すことになりそうです。
投稿: Roko(樽井さんへ) | 2010年10月28日 (木) 06:55