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『正しいパンク・バンドの作り方』 嶽本 野ばら

ROCK’N’ROLL SWINDLE  正しいパンク・バンドの作り方
嶽本 野ばら
角川グループパブリッシング

 パンク・バンドを作りました。バンド名は DRAWERS といいます。

 嶽本野ばらさんの小説には、よくロック・バンドが登場します。だからロック好きなんだろうなぁとは思っていたけど、ここまでパンク好きとはねぇ!

 よーし、本格的なパンクバンドを作るぞ~と企んだ野ばらさんですが、実はギターを弾けません。でもギターを弾きながら歌った方がカッコいいよと言われたら、すぐその気になってしまうあたり、実にいいノリです!

 ちゃんとギター教室に通っちゃうあたりも可笑しいけど、「ギターを弾けるようになるには、先生に習うよりも、バンドを作っちゃう方が早道だ」なんて言ってしまうあたり、心は既にロッカーですね。技術はないけどセンスはあるぞ~ってところに妙に惹かれてしまいました。(#^.^#)

 自分のギターが下手でどうしようなんて悩みを告白したりもするのですが、「そんなん問題じゃない!野ばらちゃんという個性が大事なんだ」とメンバーから励まされ、もっと自信を持っていいんだということに気付く野ばらちゃん、俄然やる気が湧いてきます。

 テキトーやからパンクなんやん。そこまで真剣に練習したら、メタルの人みたいやで

 色んな問題が続出しましたが、とにかくライブまでこぎつけた DRAWERS 、思いっきりはじけちゃったねぇ~!パンクだねぇ~

 今後の活動も楽しみにしてますよ、野ばらちゃん!

1261冊目(今年2冊目)☆☆☆☆☆

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