『俺のロック・ステディ』 花村 萬月
ブルースは三連だ!
三連のシャッフルのリズムの代表曲として、Deep Purple の Black Night が挙げられているのには、物凄く納得!「タタタ・タタタ・タタタ・タタタ」ってイントロは印象的だもんね!
花村さんはブルース好きで、パンクは分からないと言い切ってしまう人で、この前読んでいた嶽本野ばらさんとは正反対の人なんですが、どちらにも共通しているのは、「自分はこれが好きなんだ!」っていう情熱です。
自分の好きなものをきっちりと持っている人っていいですよ!
ブルース好きだといっても案外守備範囲は広くて、グラムロック好きって所が嬉しいなぁ!Alice Cooper の School's Out が好きなんて人なかなかいないもの。わたしもこのLP持ってたから、すっごく嬉しい!
T・Rex はアルバム単位では大したことないけど、シングル・カットした曲はどれもいいって意見に納得!
男が化粧するということは、じつはロックのある本質なのではないか。そんな気もする。ただし、化粧が許されるのは美男子のみである。だからマリリン・マンソンは、自身のメイクを怪奇趣味的方向にむかわせるしかないのだ。
これにも超納得!こういうことを言ってくれる人ってなかなかいないのよ。ロックといえば音楽的技術論をする人が多い(この本でもモチロンそういう事も多く語っているけど)でしょ。でもね、それだけじゃないのよ。
ロックは見た目が大事!カッコいいとか、超怖いとか、ステキーとかってのがなけりゃいけないの!そういう部分を無視しちゃロックは成り立たないの!
ロックに惹きつけられるのは理屈じゃなくて感情なのよね。クラシックやジャズにもそういうところはあるけれど、ロックはもっと情動的なんだと思います。そういう感情がなくなっちゃったら、それは歳とったってことになるのかなぁ?
花村さんの本を読めって、ある友達から薦められていたのに、まだ読んだ事がなかったんだけど、この本を読んでみて、小説も読んでみたいなぁって気持ちになりました。
ロック好きだったら、絶対にこの本を読んでね!超お勧めです!
1263冊目(今年4冊目)☆☆☆☆☆☆
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コメント
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年末に映画「20世紀少年」を3本まとめて観ました。主題歌、T・REXの「20th Century Boy」のギターをコピーしました。簡単です。Eのコードをじゃーんと弾いて、あとは5弦と6弦だけです。シンプルだけどかっこいい。
昔、アリス・クーパーをゴルフ場で見かけたことがあります(自慢?)。普通のオジサンをやっていました。ゴルフの腕前はかなりのものです。ヘビはいなかった。
20世紀少年と一緒に、ルー・リードのDVD「ベルリン」も観ましたよ。
***
投稿: 三鷹の隠居 | 2011年1月15日 (土) 06:22
三鷹の隠居さん☆こんばんは
「シンプルだけどかっこいい」ってのが決め手ですよね!
リフ一発で心奪われてしまう、それがロックです(^^)v
わたしは昨年末に見た映画のジム・モリソンにロックを感じました。
理屈じゃないカッコよさってのがロックの神髄だと思ってるので、そういうカリスマ性に最近出会ってないなぁって思ってます。
20世紀少年を観たときに思ったんですけど、三波春夫ってスーパースターでしたね。
こういう存在も貴重だなと思ったのでした。
投稿: Roko(三鷹の隠居さんへ) | 2011年1月15日 (土) 18:25