ブログ内検索


  • ダメでもいいからやれ。
    体験もしないでお前ら、
    すぐに「ダメだ」って言うのは、
    学校で聞いただけの話だろう。
    やってみもせんで何を言っとるか
    (by 本田宗一郎)

読書Love!

  • 本が好き!
  • NetGalleyJP
    プロフェッショナルな読者
    グッドレビュアー 100作品のレビュー 80%

« 『ライフハッカー[日本版] 辛そうで辛くない人生と仕事が少し楽になる本』 | トップページ | 情報の力 »

『そういうものだろ、仕事っていうのは』 大崎善生ほか


そういうものだろ、仕事っていうのは

 


 

重松 清 野中 柊 石田 衣良 大崎 善生 盛田 隆二 津村 記久子
日本経済新聞出版社

 

 

 

 仕事って何なのでしょうね?お金の為に仕方なくやっているもの?それとも好きな事だから続いているっていうもの?どうしてその仕事に就いたの?イヤだイヤだって言いながら辞めないのは何故?仕事以外にすることはないの?

 

 この本に収められている物語には、仕事にまつわる様々なことが語られていくのですが、どれも「そうだよね」って、うなづきたくなるようなものばかりなのです。

・ホームにて、蕎麦(重松清)

・あの日。この日。そして。(野中柊)

・ハート・オブ・ゴールド(石田衣良)

・バルセロナの窓(大崎善生)

・きみがつらいのは、まだあきらめていないから(盛田隆二)

・職場の作法(津村記久子)

 

 最近、大学生の就活の話題をTVやネットでみる機会が多いのですが、余りにも画一的なのにビックリしています。みんな大会社ばかり狙っていて、みんな同じようなことばかり言っていて、その親は「無理して嫌なところに入らなくていいのよ」って言ってて、どうにも気持ち悪くてしょうがないのです。

 就職氷河期なんていうけど、内定率80%っていうことは、内定していないのは20%だけってことでしょ。就職できる人の方が圧倒的に多いんですよね。こんなことを言ったら怒られるかもしれないけど、就職できない人って何かが足りないんじゃないですか?

 資格だなんだいうけれど、それより大事なのは人間性。素直に人の話を聞けるのか?ちゃんとあいさつできるのか?自分の意見をきちんと言えるのか?感謝の気持ちを持っているのか?これだけは自慢できるというものがあるのか?

 この本の中には、そういう事に関するヒントがたくさんつまっていました。仕事って何なんだろうって思う方は、是非読んでみてください。

1286冊目(今年27冊目)☆☆☆☆☆

« 『ライフハッカー[日本版] 辛そうで辛くない人生と仕事が少し楽になる本』 | トップページ | 情報の力 »

日本の作家 アンソロジー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『そういうものだろ、仕事っていうのは』 大崎善生ほか:

« 『ライフハッカー[日本版] 辛そうで辛くない人生と仕事が少し楽になる本』 | トップページ | 情報の力 »