『考えない練習』 小池 龍之介
どうして余計なことばかり考えてしまうのでしょう?そんなこと、もう過ぎてしまったことなんだから忘れてしまえばいいのにと、理屈では分かっているのだけど。同じことばかりクヨクヨ考えてしまうのって何故なのでしょうか?
クヨクヨしたって、グチを言ったって、ひがんでみたって、どう変わるわけでもないのにねぇ。それはそれって割り切れないのよね。
それって執着なんでしょうか?往生際が悪いってことなんでしょうか?
欲しいと思っているから、それが手に入るという考え方もあるけど、逆に欲しがり過ぎて嫌われるってこともあると思うの。
この本を読んでいて一番気になったのは「ありがとう病」でした。
「ありがとう」というのは確かに美しい言葉だけど、心にもない「ありがとう」を言い続けていると、心が病んでくるというのです。
心から「ありがとう」と思えない状態、つまり感謝のない状態で「ありがとう」だけ言ってもねぇってこともあるし、アドバイスなどを頂いたときに「ありがとう」という返事だけで、その後何も変わっていなかったら、それはウソつきってことだもの。
いい人と思われたい、誠実な人だと思われたい、そういうのも煩悩だから、いちいち気にしていたら、いつかは押しつぶされてしまうのよね。
余計なことは考えないで素直に生きていくことが大事だって、本気で思う今日この頃です。
1307冊目(今年48冊目)☆☆☆☆
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