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『もぎりよ今夜も有難う』 片桐はいり

もぎりよ今夜も有難う
片桐はいり
キネマ旬報社

 はいりさんは昔映画館で、「もぎり」のバイトをしていたのだそうです。その頃の思い出、映画への思い入れ、自分が出演した映画のこと。映画好きってそうなのよねぇって、思わずうなずいてしまうようなお話が満載でした。

 地方でお仕事があるときに、そこの名物を食べたいとか、名所を見たいとかって人はいくらでもいるけれど、その地方の映画館を必ず訪ねてしまうというはいりさんは、映画好きなだけではなくて、映画館好きなんですね。それも今時のシネコンではなくて、「映画館」が好きなんですね。

 ちょっと薄暗くて、シートが硬くておしりが痛くなってしまうけど、それでも何度も見に行った名画座のことを思い出してしまいました。

 3本立てとか、「風と共に去りぬ」を通しでとか、あのころは体力があったなぁ~!

1313冊目(今年54冊目)☆☆☆☆☆

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日本の作家 か行」カテゴリの記事

コメント

Rokoさんへ
私も読みながら昔の映画館を思い出しました。別珍のソファにガラスケースに入った食べ物やパンフレット、薄暗くて子どもにはちょっと怖かった映画館が懐かしいです。
先日吉祥寺オデヲン座に行って来ましたが、ちょっと昔の映画館の雰囲気が残る映画館でした。ポップコーンはバケツサイズではなく、レトロな販売機(ガラスケースが上についている)で売られていました。
3Dもいいですが、こういった昔懐かしい映画館で観る映画はまたいいですね(^^)

日月さん☆こんばんは
昔懐かしい映画館、薄暗くて怪しくて、でもワクワクかんがありましたねぇ!
同じく吉祥寺のバウスシアターにも、そういう匂いが残ってましたよ。

Rokoさん、こんばんは!
今さっき「世界ふしぎ発見!」を見ていたんですよ。先週のジロ・デ・イタリアも見てました~~☆ 日本人の方が世界で活躍しているのとかって、なんか嬉しくなっちゃいます。

ところで、この本。
昔の映画館の話が一杯詰まっていて、懐かしくてたまらなくなりました。今はシネコンばかりになってきていますが、ああいう個性的な小さい映画館が全て無くなってしまわないように・・・・と願うばかりです。

latifaさん☆こんばんは
自転車ロードレースはヨーロッパ中心なので、あちらで頑張っている日本人選手はたくさんいるんですよ。
フミが大きく取り上げられていて、とっても嬉しかったです!

昔ながらの映画館にもっと頑張ってもらいたいですよね。(^^)v

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「わたしのマトカ」、「グアテマラの弟」など、ぐっとくるエッセイを書かれる片桐はいりさん。 第三弾「もぎりよ今夜もありがとう」は、はいりさんがもぎり嬢として務めていた銀座文化劇場(シネスイッチ銀座)の思い出と、各地に残るなつかしい映画館についてのエッセイです。 映画館の思い出をもつ人は幸せだと思います。現在のシネコンと映画館は映画を上映するという目的は同じでも、決定的に違う。 おそらく映画だけでなく、「映画を観る場所」そのものが思い出に残るのが映画館なのだと思います。 わたしの田舎にも小さ... [続きを読む]

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