『体が若返る10の生活習慣』 中野ジェームズ修一
自ら体を動かすしか、自らを変える方法はない
体力が無くなってきたなとか、疲れが取れないなとかと思った時に、「歳だからしょうがない」とあきらめてしまう人が多いのは悲しい事です。歳をとっても活力に満ちている人は沢山います。ストレッチをしたり、ちょっとした距離は車を使わずに歩いたりするだけで、体力を維持できるだけでなく、より能力を上げることもできるのです。
薬やマッサージで症状を緩和することはできますけど、それはあくまでも一時なこと。本質的な改善ではありません。自分の体なんだから、自分で面倒を見てあげなくては可哀想じゃありませんか。
膝が曲がってベタ足になったり、背中が丸まって胸が下がったり・・・。一般的によくいわれる老人姿勢は、硬くなった筋肉と弱くなった筋肉のアンバランスで骨格にゆがみが生じた結果なのです。
これは老人だからなるというものではありません。年齢は若くても筋肉が衰えてしまえば同じこと。自分の体の異常に気付き、メンテナンスするってとても大事なことです。
そのための第一歩は、とにかく動いてみることだと思います。
- 少し早足で歩いてみる
- 風呂上りにストレッチしてみる
- エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を使ってみる
そこで、昔より息が上がるなぁとか、体が硬くなったなぁと自覚することってとても大事だと思います。そうか、こういう部分が弱っているんだということに気が付き、それに対処するにはどうしようと考えること。そこからなら、生活習慣はきっと変えられるはずです。
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