『大奥 第7巻』 よしながふみ
今回は家継さんの時代から物語が始まりました。
家継さんの家臣である江島さんは、実に立派な方なのに、自分の容姿に自信がなくて、自分が恋することなんてないと信じていたんですね。そんな彼がほんのちょっと幸せになれそうだったのに、運命って残酷なものです。
お芝居や小説にもなった「江島生島事件」、よしながさんの解釈もステキでしたね。
これが吉宗さんを将軍にするための布石であったと言われてますけど、そのために犠牲になってしまった江島さんは、その後どういう気持ちで生きていかれてんでしょうね?
吉宗さんの時代となり、さぁ安泰と思ったら、また問題が!次はどんな展開になるのかなぁ?
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生島はあの人(江島)と関わったばかりに(会ってお話しただけですけど)
と怒りは、江島にむいたんじゃ?
おそらくそうなったでしょう。
主を幼い君主を守れても好きな人に恨まれたんじゃ~
辛過ぎますね。
メロディ2月号読んだときは、欝になって・・・・・
ようやく立ち直った頃に7巻発売とは(苦笑)。
史実に沿っての事ですから仕方ないとはいえ・・・・
犠牲は払って将軍になっても上手くいかねえよと突っ込みながら
7巻読みましたけど。
物語はともかく史実でも上手く以下いない事ばかりだったらしいです。
大奥の改革も実際には上手くいかなかったようです。
幕府は破産状態から脱したのは、確かですが。
大奥の改革は上手く行かず、幕末には本当に幕府は破産したようです。
見かけは華やかだったんですけどね。
投稿: | 2011年8月20日 (土) 14:05