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『貧乏という生き方』 川上卓也

貧乏という生き方

川上卓也(かわかみ たくや)

WAVE出版

 著者が言っている「貧乏」とは、決して「貧乏くさい」ことではありません。自分が自由にできる金額が少ないというだけのことです。

 少ないお金をいかに有効に使おうかと考えると、「つまらないものにお金を使わなくなる」ということに気付かさせてくれる本です。

 「百均」「や「コンビニ」は確かに便利だけど、それが良い店なのかと考え直してみると、その功罪というのもありますよね。

 「百均」だから、全部の商品が安いって訳でもないし、百円のものは所詮百円のものでしかないわけです。それで構わないものと、それじゃ困るってものの区別をつけないとね。

 普段スーパーマーケットで買うようなものをコンビニで買うと、そのほとんどが高くてビックリします。たまにならいいけど、毎日こんなところで買い物をしていたら、お金はドンドンなくなっちゃいますよ!

 残業が多くて、コンビニやホカ弁の夕ご飯ばかりなんて悲しい生活です。それよりも、ムダな残業なんかしないで、会社から早く戻って、自炊してご飯を食べた方がずっと人間らしい生き方じゃないですか!

 

 お金で買う事しか考えていなかったものが、実は自分で作れるのだってことや、そんなもの無くたって困らないよってものが、世の中には実にたくさんあるのに、それを疑わないで生きているってホントにバカバカしいことです。

 節電や節約だけじゃなく、自分の周りのつまらないムダを考え直してみるヒントに、是非この本を開いてみてください。

1362冊目(今年3冊目)☆☆☆

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日本の作家 か行」カテゴリの記事

コメント

ほんとにコンビニは高いですね。
ときどきお昼のお弁当を買ったりはしますが、調味料とかは買わないです。
しかもお昼は自弁で済ませ、お茶はティーバッグを持っていき、
休憩のときの果物も自分で持っていき、休憩時の飲料は白湯だったりします。

つまり仕事をしている日はお金を極力使わず、
お休みの日に使うという生活をしているんです。

ちょっと貧乏な生き方かもしれません、私。

ゆみりんこさん☆こんばんは
1つ1つは小さな金額でも、その積み重ねが怖いんですよね。
エコ商品を買うのがエコなんじゃなくて、無駄な買い物をしない事こそが本当のエコなんだと思います。

貧乏なんじゃなくて、それこそがまっとうな生き方なんだと思いますよ!

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