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『匂いのエロティシズム』 鈴木 隆

 わたしたち人間が嗅覚のことを、余り強く認識しなくなったのは、進化したからなのか?退化したからなのか?

 くさい、におう、かおる、かぐわしい、・・・ というように、においにはいろいろとあるけれど、その感じ方は人それぞれです。

 ある人にとっての素敵なにおいは、別の人にとってはサイテーなにおいであったり。昔は気にもならなかったにおいが突然気になってしまったり。

 においによって記憶が蘇ったり、不思議な気持ちになったり。

 においに関するフェチがいろいろとあるわけですが、ラバー好きってのにはビックリしました。ここまでのめり込むと危険な所まで行っちゃうんですね。

 においってあるのが当たり前だとわたしたちは思っているわけですが、これが無くなってしまうと大変なことになってしまうのだそうです。

 においがないっていう事は、色がない世界というか、刺激がない世界というか、この感覚が無くなってしまったために、死を選ぶ人さえいるほどなのだとか。

 においとは、実に不思議なものです。

1374冊目(今年15冊目)☆☆☆

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