ブログ内検索


  • ダメでもいいからやれ。
    体験もしないでお前ら、
    すぐに「ダメだ」って言うのは、
    学校で聞いただけの話だろう。
    やってみもせんで何を言っとるか
    (by 本田宗一郎)

読書Love!

  • 本が好き!
  • NetGalleyJP
    プロフェッショナルな読者
    グッドレビュアー 100作品のレビュー 80%

« 『世界のポスト』 Bernhard M. Schmid | トップページ | 『河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙』 河北新報社 »

『箱庭図書館』 乙一

箱庭図書館

乙一

集英社文庫

 読者から募集した作品(アイデア)を乙一さんがリメイクするという形式で生まれたこの6作品。普段の乙一さんよりはおとなしい感はありますが、やっぱり面白かったです。

〇小説家のつくり方

〇コンビニ日和!
 いいですねぇ。こういう展開大好きです!

〇青春絶縁体
 学生時代の事を思い出しちゃいました。こういう子確かにいました。

〇ワンダーランド
 道で拾った鍵が気になってしょうがない少年。純真じゃない少年って所が乙一的ですね。

〇王国の旗
 こういう王国がどこかにあると思えてきます。

〇ホワイト・ステップ
 ああ、こういうパラレルワールドもあるんですね。切なくて、ドキドキしちゃいました。

 文善寺町で起きる様々な出来事が、バラバラなのかと思っていたら、ホワイト・ステップで見事に納まっていてホントに素敵でした。

1385冊目(今年26冊目)☆☆☆☆☆

 

トラックバック先
苗坊の徒然日記
どくしょ。るーむ。

« 『世界のポスト』 Bernhard M. Schmid | トップページ | 『河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙』 河北新報社 »

日本の作家 あ行」カテゴリの記事

コメント

こんばんは^^
厳密に言うと乙一さんの作品じゃないのですが、それでもしっかり乙一ワールドが確立されていて流石だなと思いました。
どの作品も本当に好きです。
微妙に繋がっているのがまた粋なことをしますよね。

苗坊さん☆こんばんは
ホワイト・ステップで見事につながりましたね。
いつもの乙一さんとはちょっと違うけど、こういうのもいいなぁって思いながら読みました。

Rokoさん、こんばんは。
乙さん、いいですよね。
少しずつ世界が繋がっているのも良かったですね。
『ホワイトステップ』は素敵でした。
ミステリで足跡トリックは定番ですが、足跡があんな物語になるとは思いませんでした。

ia.さん☆おはようございます
あの足跡はステキでしたね。雪の日にしかできない出会いでした。
こういうロマンチックさも持ってるんだなって、乙一さんの新しい一面を見たような気がしました。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『箱庭図書館』 乙一:

» 箱庭図書館 乙一 [苗坊の徒然日記]
箱庭図書館著者:乙一集英社(2011-03-25)販売元:Amazon.co.jpクチコミを見る 少年が小説家になった理由。コンビニ強盗との奇妙な共同作業。ふたりぼっちの文芸部員の青くてイタいやりと ... [続きを読む]

» 箱庭図書館 [どくしょ。るーむ。]
著者:乙一 出版:集英社  感想: 久々の乙一さん名義の新作。嬉しいです。 一話目の『小説家のつくり方』は、あとがきから始まる物語。私はあとがきを読むのが大好きなので、な ... [続きを読む]

« 『世界のポスト』 Bernhard M. Schmid | トップページ | 『河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙』 河北新報社 »