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『ちいさいおうち』 Virginia Lee Burton

ちいさいおうち

バージニア・リー・バートン
Virginia Lee Burton

 小さいおうちを読んだら、やっぱりこの本が気になっちゃいました (*^-^)

 

 図書館でこの本を久しぶりに読んでみたら、なかなか深い内容でした。

 

 この本は実は大人向けなんじゃありませんか?

 

 60年も前に書かれたものなのに、まるで今日の事のように感じてしまう内容は、子供よりも大人にとっての方がショックが大きいんじゃないかしら。

 

 ちいさいおうちは同じ場所に建っているだけなのに、周りがどんどん変わっていく様が、とっても怖いなと思いました。

 

 これはそのまま人間に置き換えても良さそうな設定です。わたしという人はずっとここで同じように生きていてだけなのに、周りに人がドンドン押し寄せてきて、それに潰されてしまいそうっていう感じは、まさに現代病です。

 

 わたしはここで、ずっと静かに暮らしていきたいだけなのになぁ。
 なんにも悪いことしてないよ。
 どうしてそんなに上から圧力をかけてくるの?

っておうちがつぶやいているように思えてくるのです。

 

 毎日の生活に疲れちゃったなぁと感じる人は、この本を読んでみたら、何かが見つかるかもしれませんね。

 

1379冊目(今年20冊目)☆☆☆☆☆

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コメント

こちらの方は読んだことあります。うちに本がありました。
ちょうどそのころオリンピック前で家の前の道路が舗装されたり、
どぶ川にふたがされたりしていたので、
家は変わらないのに周りがどんどん変わっていくという状態でした。

このうちに負けず劣らず小さいうちに住んでいたので、
とても親近感がわきました。

ゆみりんこさん☆こんにちは
オリンピック前あたりから、町はドンドン変わっていきましたね。
どぶ川が暗渠されて道路になったり、大きな橋が架け変わったり、高速道路が建設されたりしました。
高層マンションだらけの風景を見ていると、時の流れを感じてしまいます。

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