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『コシノ洋装店ものがたり』 小篠 綾子

 ファッション業界で有名な「コシノ3姉妹(ヒロコ・ジュンコ・ミチコ)」の母親である綾子さんの自伝です。3月までNHKで放送されていた朝ドラ「カーネーション」が面白かったので、読んでみました。

 綾子さんのお父さんは呉服屋さんでした。道楽者で遊んでばかりいるように見えた(実際もそうだったかもしれない?)お父さんだけど、どこか1本筋の通った人だったのだと思います。

 男の子が生まれてもみんな3歳で死んでしまい、小篠家には娘しか残りませんでした。男勝りの綾子さんの事を、お父さんは「女のくせに!」と言いながらも期待していたのでしょうね。仕事に役に立つ友う事なら、何でもやらせてくれたのですもの。

 そんなお父さんと、綾子さん自身と、そして3人の娘たち、みんな言い出したら絶対に引かない性格なんですね。無謀なことを突然言い出されても、「できるならやってみな」と言ってしまうところが、小篠家の強さなんだろうなって思います。

 朝ドラで描かれた部分だけでも波乱万丈な人生でしたけど、この本に書かれている話のほうがもっとスゴイのにはビックリしました!

 どんなことでも、やる前に諦めちゃいけないんだなぁって事を、小篠家の皆さんから教えて頂きました。

1412冊目(今年53冊目)☆☆☆☆

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