『ただのノートが100万冊売れた理由』 美崎 栄一郎
ただのノートが100万冊売れた理由
~話題の文具を連発できるキングジムの“ヒット脳"
~話題の文具を連発できるキングジムの“ヒット脳"
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美崎 栄一郎
徳間書店
徳間書店
キングジムの製品で有名なのは、「キングファイル」と「テプラ」ですよね。大量の紙をファイルする背がしっかりしたファイル=キングファイルと思ってる人多いでしょうね。ファイリングしたら「テプラ」で名前を付けるっていうのも、もはや常識となってます。
そのキングジムさんの特徴は、独創的な製品づくりにあると思うのですが、その秘密がこの本の中に沢山登場します。
数字では何もわからない。
市場を色々と調べてから商品企画を行う会社が多い中、キングジムでは市場調査は行わないのだそうです。何故なら、これまでに存在しない製品について調査したってしょうがないと割り切っているんです。
できるだけ早く市場に出してユーザーの反応を見る方が手っ取り早い上に精度も高い。
ふむふむ、確かに合理的な考え方です!
- ショットノート(スマホノート)
- ポメラ(デジタルメモ)
- マメモ(電子手書きメモ)
- こはる(マスキングテーププリンター)
- トフィー(雑貨ブランド)
- レコロ(インターバルレコーダー)
- テプラ(ラベルライター)
- キングファイル
こんな製品が紹介されているのですが、わたしが気になったのは「こはる」と「レコロ」です。こういう製品がある事自体知らなかったので、今度大きな文房具屋さんへ見に行ってこようと思います。
1431冊目(今年72冊目)☆☆☆☆☆
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