『大奥 第8巻』 よしながふみ
8代将軍吉宗さんは、色んな意味で有名な方ですよね。歴史にあまり興味がないわたしですら「紀州の殿様」のエピソードは幾つか知っています。でも、9代目の家重ってどんな人だか全然知りませんでした。この第8巻を読んで、その意味がよーく分かりました。
今回一番面白かったのは、お幸の方の為に料理を作り続ける芳三さんの物語でした。料理の腕は一流だけれど、女社会の中での黒一点はいくらがんばって限界があるので、大奥に上がることにした芳三さんの姿は、とても清々しかったです。
「きのうなに食べた?」を彷彿とさせる(?)料理シーンはやっぱり見事ですね。大奥でも、こういうシーンを増やして欲しいものです。
そして、最後に登場した源内さんにはビックリ!今後の活躍が楽しみだわぁ~!
1442冊目(今年83冊目)☆☆☆☆☆
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» 【コミック】「大奥 8 」(よしながふみ) [心に残る本]
このごろ、いつも買っているコミックの新刊ラッシュで嬉しい悲鳴です。
「大奥」の最新刊第8巻は、九代将軍徳川家重の時代を描いています。
言語不明瞭で下の世話も自分でできなかったと言われる将軍家重...... [続きを読む]
「大奥」、ドラマも始まりましたね。
一回目、観ましたがなかなか良くできているようです。
我が家には受験生がいるので、続きを見るかどうかは迷っています。
投稿: 牛くんの母 | 2012年10月14日 (日) 13:13
牛くんの母さん☆こんばんは
ドラマは見てないんですけど、映画は観に行こうかと思ってます。(笑)
第9巻は12月発売なんですよね。今回はピッチが速いなぁ(^_^;)
投稿: Roko(牛くんの母さんへ) | 2012年10月14日 (日) 20:28