『デザインのデザイン』 原 研哉
センスの悪い国にセンスのいい国の商品が入ってきた場合、センスの悪い国の人々は、入ってきた商品に触発されて目覚め、よそからきた商品に欲望を抱くだろう。しかしその逆は起こらない。ここでいう「センスのよさ」とは、それを持たない商品と比較した場合に、一方が啓発性を持ち、他を駆逐していく力の事である。(本文より)
この言葉にシビレました。まさにその通り!!
わたしが子供だった頃、欧米からやって来るものはみんなステキに見えました。アメリカからTVドラマ、イギリスからロック、フランスからファッション、そのセンスに憧れました。
日本にはきっとそういう人が多かったのでしょう、少しずつセンスの良いものが生まれてきました。世界に誇れるものもありました。
でもね、どうしても変わらないセンスの悪さってのも多々あります。
それは何故なんだろう?と考えてみると、行きつく先はやっぱりこれなんですよ。
「目立ちたくない」「横並び」というような「保守的な思考」を持った人が多い
海外へ行っていつも思うのは「いろんな人がいるなぁ!」「何でもアリだなぁ!」ですが、日本は相変わらず画一的だなぁって思います。「これが流行だよ」って言われれば直ぐに飛びついて、みんな同じような服を着て、同じような化粧をして、同じようなものを食べてる。
センスって元々の能力もあるけど、切磋琢磨して伸ばすという部分もあるから、横並びの環境じゃダメだよなぁ(^_^;)
いろんな人がいて、いろんな考え方があって、いろんな表現があって、初めて飛び抜けたセンスが生まれると思うんだけど、今の日本に期待して
« 『常識からはみ出す生き方』 クリス・ギレボー | トップページ | 『レディ・マドンナ 東京バンドワゴン7』 小路幸也 »
「デザイン・アート・写真」カテゴリの記事
- 『イラストで見る都市伝説の歴史』 アダム・オールサッチ・ボードマン 26-233-3992(2026.08.19)
- 『世界一かんたんで楽しい「貼る」ライフログ ジャンクジャーナルのはじめ方』島本彩子 26-213-3972(2026.07.31)
- 『となりのヘルベチカ』 芦谷國一、山本政幸 26-177-3936(2026.06.25)
- 『恋愛論』 坂口安吾、しきみ 26-151-3910(2026.05.31)
- 『相撲とデザイン』 トゥーヴァージンズ 26-127-3886(2026.05.07)
「日本の作家 は行」カテゴリの記事
- 『ぼくが13人の人生を生きるには身体がたりない。』 haru 26-281-4040(2026.10.04)
- 『誤訳するこの世界で僕は』 ブレイディみかこ 26-276-4035(2026.09.30)
- 『魔力の胎動』 東野圭吾 26-250-4009(2026.09.05)
- 『団地のさんにん』 藤野千夜、北澤平祐 26-247-4006(2026.09.02)
- 『咲く。宇野千代の生涯』 葉山由季 26-249-4008(2026.09.04)
« 『常識からはみ出す生き方』 クリス・ギレボー | トップページ | 『レディ・マドンナ 東京バンドワゴン7』 小路幸也 »




コメント