『ソローニュの森』 田村尚子
ここはフランスのラ・ボルド精神病院。美しい森の中にある病院です。
患者たちは、病院の中ではかなり自由に暮らしています。散歩したり、自転車に乗ったり、町へ買い物へ行ったり、とはいっても、町の人たちからは「あの病院の人だから」という目で見られているのも確かです。
食事は、患者たち自身で作っています。そして、思い思いの場所で、仲の良い人と一緒に食事をしています。この暮らしが、彼らの気持ちをかなりやわらげているようです。そうですよね、元気な人だって、1人で食事をしていたら悲しくなってきますもの。
この本の中の写真はどれも美しくて、病院であるという事を忘れてしまいそうな景色が広がっています。こんな場所で暮らすことができたら、どれほど心が癒されるだろうかと思いました。
1456冊目(今年97冊目)
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