『書店員が本当に売りたかった本』 ジュンク堂書店新宿店
2012年3月31日、ジュンク堂新宿店は閉店しました。その最後の日をフェードアウトで迎えたくないと考えた同店のみなさんは、自分が本気で売りたいと思う本に手書きのポップを付けてフェアを行ったのです。
単に「いい本ですよ」と奨めるのではなく、自分はどこが気に入ったのかを短い文章で書くって、かなり難しい事だと思います。100字くらいで思いを込めてというのは、かなりみなさん頭を痛めたのではないかしら。
必ず読むと決めた作家以外の本との出会いって、どういうところにあるのかなぁ?
ジャケ買い?タイトル買い?それともポップ買い?
ポップのセリフに騙されて(もちろんいい意味で)買うっていうのは、ホントに楽しいもの。こんなに魅力的な本があるんですよ、どうですか?って誘われちゃうことこそ、リアル本屋さんの醍醐味だものね。
こんなにイイ本屋さんなのに、どうして閉店になっちゃったの?いきさつはよく分かりませんけど、本屋さんがなくなって家電量販店になっちゃうって、あまりに悲しいお話だと思います。
1453冊目(今年94冊目)☆☆☆☆☆
« 旧万世橋駅高架下再開発プロジェクト 神田界隈まち探検 | トップページ | 『進化する教育 (大前研一通信特別保存版 PARTVI)【電子書籍版】』 »
「本・書店・読書」カテゴリの記事
- 『気がついたらいつも本ばかり読んでいた』 岡崎武志 324(2023.11.21)
- 『あしたから出版社』 島田潤一郎 308(2023.11.05)
- 『これはわたしの物語 橙書店の本棚から』 田尻久子 299(2023.10.27)
- 『書店員X「常識」に殺されない生き方』 長江貴士 277(2023.10.05)
- 『<読んだふりしたけど>ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』 三宅香帆 267(2023.09.25)
« 旧万世橋駅高架下再開発プロジェクト 神田界隈まち探検 | トップページ | 『進化する教育 (大前研一通信特別保存版 PARTVI)【電子書籍版】』 »
コメント