『書店員が本当に売りたかった本』 ジュンク堂書店新宿店
2012年3月31日、ジュンク堂新宿店は閉店しました。その最後の日をフェードアウトで迎えたくないと考えた同店のみなさんは、自分が本気で売りたいと思う本に手書きのポップを付けてフェアを行ったのです。
単に「いい本ですよ」と奨めるのではなく、自分はどこが気に入ったのかを短い文章で書くって、かなり難しい事だと思います。100字くらいで思いを込めてというのは、かなりみなさん頭を痛めたのではないかしら。
必ず読むと決めた作家以外の本との出会いって、どういうところにあるのかなぁ?
ジャケ買い?タイトル買い?それともポップ買い?
ポップのセリフに騙されて(もちろんいい意味で)買うっていうのは、ホントに楽しいもの。こんなに魅力的な本があるんですよ、どうですか?って誘われちゃうことこそ、リアル本屋さんの醍醐味だものね。
こんなにイイ本屋さんなのに、どうして閉店になっちゃったの?いきさつはよく分かりませんけど、本屋さんがなくなって家電量販店になっちゃうって、あまりに悲しいお話だと思います。
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