『疲れない身体」をいっきに手に入れる本』 藤本 靖
目・耳・口・鼻の使い方を変えるだけで身体の芯から楽になる!
さくら舎
「ア~、肩が凝ってる」とか、「歩き過ぎてふくらはぎがパンパンです」みたいに、身体のどこかが硬くなってしまってることって良くあります。それと同じように、目や耳や口や鼻も凝り固まってしまうってこと、知ってましたか?
わたしは目の周りが凝るというのは自覚していたのですが、他の場所も同じように凝ってしまう事、その原因がストレスである事というのは知りませんでした。
毎日の生活の中で、目から入る情報というのはとても量が多いのです。だから目はとても酷使されています。一生懸命に見ようとすると、自然と前のめりになっていくのだそうです。前のめりになると猫背になります。目線も下に向きやすくなります。この形をずっと続けていると、首・肩・腰が痛くなります。
目をつぶって耳を澄ますと、それだけで情報の入り方が変わってきます。少し重心が後ろへ移動するのだそうです。これだけでも身体が楽になります。
この本では、身体の各部と話し合って、辛い部分をゆるめてあげる方法がいくつも紹介されています。どうやってゆるめるのかも大切だけど、いかに自分の身体が緊張しているのかを知ることこそが大事であるように思います。
どうやら、わたしの最大の問題は「口」にあるようです。わたし、奥歯をついつい噛みしめちゃうんです。この癖を直すだけでも、身体がずっと楽になりそうです。
無駄な力を入れないことの大事さを、只今真剣に考えております。
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