ブログ内検索


  • ダメでもいいからやれ。
    体験もしないでお前ら、
    すぐに「ダメだ」って言うのは、
    学校で聞いただけの話だろう。
    やってみもせんで何を言っとるか
    (by 本田宗一郎)

読書Love!

  • 本が好き!
  • NetGalleyJP
    プロフェッショナルな読者
    グッドレビュアー 100作品のレビュー 80%

« 『書店員あるある』 書店員あるある研究会 | トップページ | 『本屋さんで本当にあった心温まる物語』 川上徹也 »

『シネマ落語』 立川 志らく

シネマ落語
シネマ落語
posted with amazlet at 13.01.14
立川 志らく
河出書房新社

 先週、談志師匠の映画を見た日に、東京図書館制覇!Blog版でこの本が紹介されていたんです。これもまた何かのご縁かもと思い読んでみたら、あら、面白いじゃないですか!

 志らくさんは大変な映画好きなで、映画のストーリーを基に落語を作ってるのだそうです。それを文章化するにあたって、話の背景をト書き風にアレンジされたのだそうです。

  • 天国から来たチャンピオン
  • タクシードライバー
  • ライムライト
  • タイタニック
  • ローマの休日
  • シャイニング

 いずれ劣らぬ名作ですが、それぞれが見事な落語になっています。

 落語の部分が面白いのはモチロンですが、基となっている映画に対する志らくさんの評が、これまた面白いんですよ!

 俳優の演技が大したことなくても、ちゃんとした監督が作った映画は見事な作品になってしまうとか。

 大金をかけてこれでもか!と作った映画は、1回は「スゴイですねぇ!」と言いながら見られるけど、2回見る気はしないとか。

 さすが、立川流!こういうことをズバッと言っちゃうところが好きだわ~!

1480冊目(今年5冊目)☆☆☆☆

« 『書店員あるある』 書店員あるある研究会 | トップページ | 『本屋さんで本当にあった心温まる物語』 川上徹也 »

日本の作家 な行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『シネマ落語』 立川 志らく:

« 『書店員あるある』 書店員あるある研究会 | トップページ | 『本屋さんで本当にあった心温まる物語』 川上徹也 »