『日本のリアル』 養老孟司
養老先生がこの本の中で対談されているのは、「家族の絆」の実態を調査し続けている岩村暢子氏。耕さず農薬も肥料も使わない農業で強い米を作った岩澤信夫氏。植林活動で海を変え、震災も淡々と受け止める牡蠣養殖家畠山重篤氏。これまでの日本にはなかった合理的な間伐を普及する鋸谷(おがや)茂氏の4人です。
「農業」「漁業」「林業」を強くしていくには、どうしたらいいのかを熱く語り合うみなさんの言葉に、力強さを感じました。
いつの間に、日本から一次産業はこんなにも衰退してしまったのでしょうか?四季があり、こんなにも自然に恵まれた日本なのに、高速道路やダムばかり作ってしまうのは何故なんでしょう?杉や檜ばかりを植林したツケや、無駄な補助金や、とにかく疑問がたくさん湧いてきます。
そして、人間の基本を作るはずの「家族」が、すっかり崩壊してしまっているという事実には、哀しくなってしまいます。
是非是非、みなさんこの本を読んでください。そして、今の日本がどんな国になってしまっているのか?それを打開するにはどうすればいいのか?みんなで考えましょうよ!
1500冊目(今年25冊目)☆☆☆☆☆
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