ブログ内検索


  • ダメでもいいからやれ。
    体験もしないでお前ら、
    すぐに「ダメだ」って言うのは、
    学校で聞いただけの話だろう。
    やってみもせんで何を言っとるか
    (by 本田宗一郎)

読書Love!

  • 本が好き!
  • NetGalleyJP
    プロフェッショナルな読者
    グッドレビュアー 100作品のレビュー 80%

« 『ことり』 小川洋子 | トップページ | 『なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか』 嶋 浩一郎 »

『リバーズ・エッジ』 岡崎 京子

 ヴィレッジヴァンガードプレスvol.45「20年前の本棚」のリストの中にこの本があった。いつでも読めると思っていたのに、気が付いたらあれから4年も経っていた。

 高校生の頃って、どうしてあんなにガサツで繊細な気持ちが混在していたんだろう?無駄にはしゃいでみたり、誰にも言えずに一人で悩んでみたり、元気なふりをしたり、不機嫌なふりをしたり、どうしてあんなに面倒くさいことばかりしていたんだろう?

 学校って勉強を教わりに行くところだと親は信じていたみたいだけど、わたしにとっては家からの避難所だったような気がする。友達と話をして、部活をして、学校の帰り道にあるパン屋で買い食いして、そんな単純なことが楽しかった。

 大人になる一歩手前、子供であることが許される最後の時間、あの頃に戻りたいかと聞かれても、答えに詰まってしまう。もう一度やり直すには、面倒くさすぎるあの頃。

 そんなことを考えるのって、久しぶりだなぁ!

 やっぱり、岡崎京子はいいね!

1525冊目(今年50冊目)☆☆☆☆☆☆

« 『ことり』 小川洋子 | トップページ | 『なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか』 嶋 浩一郎 »

コミックス」カテゴリの記事

日本の作家 あ行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『リバーズ・エッジ』 岡崎 京子:

« 『ことり』 小川洋子 | トップページ | 『なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか』 嶋 浩一郎 »