『日本人の知らない日本語4 海外編』 蛇蔵 海野凪子
いろんな国の言葉を勉強している人が日本にはたくさんいます。それと同じように、日本をを勉強している外国の方もたくさんいます。でも、どんな風に勉強してるのかって、想像もつきません。
どんなテキストを使っているのか?漢字はどうやって覚えるのか?日本にしかないモノをどうやって説明しているのか?この本では、そういうことが色々と紹介されています。それを知るほどに「なるほどねぇ」と思ったり、「不思議だなぁ」と思ったりします。
それにしても、スイス人が「スイスのガイドブックは日本製が一番!」って言ってるのにはビックリ!日本製のガイドブックは写真が多くて使いやすいんですって!
日本が好きだからこそ日本語を勉強しているのでしょうが、好きがエスカレートして「オタク」まで到達してしまう方もかなり多いようでして、かなりマニアックな会話に蛇蔵さんと凪子先生は付いていくのがやっとなことが、度々あったようでしたね。
この本の裏表紙に書かれていた「新鮮な驚き」は、わたしもそうだと思います。
Q. 海外で聞きました「日本へ行って驚いたことは?」
A. 日本人ばっかりだ!!!!
日本にずっといると気付かないんですが、海外へ行って見ると、こんなにも同じ人たち(黒い瞳、黒い髪)がたくさんいるってこと、ほとんどないんですよね!
今回も、沢山笑って、沢山勉強させていただきました(#^.^#)
1536冊目(今年61冊目)☆☆☆☆☆
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