『あたらしい働き方』 本田 直之
あたらしい働き方がどんどん出てくる今、なぜまだ昔の基準のまま会社を選ぶのか
わたしたちは、思い込みという狭い世界の中で生きているのだと、思い知らされることが最近は本当に多いのです。
例えば、「大学生の就職難」というニュースを良く見るけれど、彼らが目標としているのはほとんどが大企業か公務員だそうですね。そりゃ、みんなが同じところを目指してるんだから、おのずと狭き門になっちゃいますよね。
単に会社勤めをしたいというなら、優秀な中小企業だってたくさんあるし。どこかの会社に勤めるだけがすべてじゃないんだから、個人で働くという手段だってある。なのに、そちらを選ぶ人はとても少ないというのは何故なのでしょう?
職種にしても、どうしてみんなホワイトカラーばっかり目指してるのでしょう?世の中にはいろんな仕事があって、いろんな生き方があるし、時代と共に生まれる新しい職種というのもあるのになぁって思います。
みんな不思議な固定観念に囚われているのよねぇ。それに気付いて、捨てることができたら、あたらしい働き方、あたらしい生き方ができるんだよ。ということがこの本に書かれています。
実に単純なことなんだけど、知っているのと知らないのとでは雲泥の差です。ホントにその差は大きくて、怖いくらいです。
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