ブログ内検索


  • ダメでもいいからやれ。
    体験もしないでお前ら、
    すぐに「ダメだ」って言うのは、
    学校で聞いただけの話だろう。
    やってみもせんで何を言っとるか
    (by 本田宗一郎)

読書Love!

  • 本が好き!
  • NetGalleyJP
    プロフェッショナルな読者
    グッドレビュアー 100作品のレビュー 80%

« 『聞く力』 阿川佐和子 | トップページ | 『はじめての部落問題』 角岡 伸彦 »

『一生折れない自信のつくり方』 青木 仁志

一生折れない自信のつくり方
青木 仁志
アチーブメントシュッパン

多くの人が変われないと思っています。
それは、変われないのではなく、変わるための苦痛よりも変わらない事で得られる状態を選んでいるからです。変化はある意味では苦痛です。(本文より)

 自分に自信を持てるようになりたいと思っている人は多いと思います。でも、ほとんどの人が挫折してしまいます。どうしてそんなに難しいことなのかと、多くの人が悩んでいます。わたしも悩んできました。その回答を探して、いろんな本を読んだり、いろんな人と話をしたりしてきました。

 最近身に染みて分かってきたのですが、その原因は「怖い」なのですね。恐怖が足をすくませてしまいます。「やってみてダメだったらどうしよう?」と思う人は、変化は怖いという思いに縛られてしまっているのです。

 とはいえ、「ダメだったらどうしよう?」はたいていの人が自覚しているのですが、実はもう一つの大きな問題があるのです。それは「ホントに変わっちゃったら、どうしよう?」なのです。もし自分が変わってしまったら、変わった瞬間から人生が変わってしまうということが予測できるから、それを嫌がってしまう自分というのもいるのです。

 たとえば、ダイエットに成功して痩せたら、服を全部買い替えなければなりません。それに合わせて靴もバッグも買わなくっちゃ!今まで行けなかったプールにも行けるし、旅行にも行きたいし、あれやらこれやらなんて、いい方向へ考えられる人は大丈夫だけど、それが面倒臭いと思う人にとっては、これは充分に「恐怖」なのです。

 変わりたい思っているはずなのに、変わってしまうのが怖い。この矛盾する気持ちが自分の行動にブレーキを踏ませてしまうのです。それって余りにも、もったいないです。

 そんな恐怖心が湧いてこないように自信を作るにはどうしたらいいのでしょう?その秘訣は、「小さな成功を重ねる」ことなのだそうです。

 大それた目標を立ててしまうと、その大きさに潰されてしまって、何もできないという可能性が高くなってしまいます。

 そんなことがないように、「毎朝同じ時間に起きる」なんていう、小さな成功例を沢山作ることで、自己評価が上がり、それを重ねることによって自信が生まれるのです。

 小さな目標をコツコツとクリアしていくこと、それこそが自信をつくる秘訣なのです。

1564冊目(今年7冊目)☆☆☆☆☆

« 『聞く力』 阿川佐和子 | トップページ | 『はじめての部落問題』 角岡 伸彦 »

心・脳・身体」カテゴリの記事

日本の作家 あ行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『一生折れない自信のつくり方』 青木 仁志:

« 『聞く力』 阿川佐和子 | トップページ | 『はじめての部落問題』 角岡 伸彦 »