『面倒だから、しよう』 渡辺和子
お正月に今年はこれをやろうって決めたのに、もう忘れてしまっていることがありませんか?そういう時の言い訳で「忙しいから」なんて言いますけど、本音は「面倒だなぁ」なんですよね。その面倒なことを敢えて「しよう」とすることの大事さを、著者の渡辺さんは伝えてくださいます。
つまずくのはあたりまえ。つまずいたおかげで気付くものがある。
何もしなかったら、つまずきません。何かをやってみたからこそ「つまずく」のです。この世の中は、やってみないと分からないことだらけなのです。やってみて、すぐにできてしまうようなことは、なかなか記憶に残りません。でも、つまずいたことは心に強く刻まれます。その気持ちを持ち続けることができたら、「面倒だ」なんて思うことはありません。
この世に”雑用”という名の用はない。用を雑にした時に生まれる。
毎日の生活の中で、これは雑用だなと思ってしまうことはたくさんあります。こんなことどうしてしなければいけないんだろう?わたしでなくてもできるじゃない。なんて気持ちが「雑用」を生んでしまうのですね。どんなことであっても気持ちを込めていくこと。忘れないようにしたいと思います。
叱ってもらえることに感謝する。
これは、ホントに大事なことです。大人になってから叱ってもらえることって、ドンドン少なくなってしまいます。自分のことを大事に思ってくれるからこそ叱ってくれる方の言葉に感謝し、真摯に受け止めることができたら、今までより一歩前進できるのだと思います。
日常で、ついつい驕りがちな自分を見直すことの大事さを教えてくださる一冊でした。
この本は 書評サイト 「本が好き!」 より提供して頂きました。どうもありがとうございました。
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面倒だから、しよう
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