ブログ内検索


  • ダメでもいいからやれ。
    体験もしないでお前ら、
    すぐに「ダメだ」って言うのは、
    学校で聞いただけの話だろう。
    やってみもせんで何を言っとるか
    (by 本田宗一郎)

読書Love!

  • 本が好き!
  • NetGalleyJP
    プロフェッショナルな読者
    グッドレビュアー 100作品のレビュー 80%

« 『レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか』 ヴォルフガング・ヒュアヴェーガー | トップページ | 『パンダ銭湯』 tupera tupera »

『スイッチ!』 チップ・ハース ダン・ハース

スイッチ!

スイッチ!

posted with amazlet at 14.02.25

 

早川書房 (2013-09-30)

 

 

 

 痩せたいけど、甘いものが止められないとか、賭け事が止められないとか、勉強しなくちゃいけないのに怠けたくなるとか、分かっちゃいるけど止められない事って、いろいろあります。

 

 頭(理性)では分かっているけど、身体が付いてこないのは何故なんだろうって思ったことありませんか?

 

 この本は、そんな人の為に書かれた本です。何が理性を邪魔するのか?そして、その邪魔するものから逃れるためのスイッチはどこにあるのか?それは是非知りたいポイントです。

 

 まず最初に考えなければいけないのは、何かをしようとしている時に、その邪魔になるものとは何なのか?なのです。たとえば、ダイエットしなければいけないのに、食べ過ぎてしまうのは何故なんだろう?と考えることなんです。

 

 いつでも手元におやつがあるとか、出されたものは全部食べないと気が済まないとか、普段は我慢できるけど上司に叱られると無性に食べたくなるとか、何かしらの理由が見つかるはずです。

 

 もし、自分で見つけられないなら、誰かに聞いてみればきっと何かが見つかります。それでも、何かが見つからないようなら、病気かもしれないのでお医者さんに診てもらった方がいいかもしれません(笑)

 

 現状の把握をしてみると、意外なところに原因が見つかるかもしれませんが、逆に、自分が想像していた通りかもしれません。いずれにしても、それを打破するための方策を考えなければなりません。といっても、絶食のような極端なことは長持ちしませんから、小さなステップを考える方が現実的であると著者は述べています。たとえば、食事用のお皿やお茶碗を小さくするだけでも、食べる量はかなり変わるのだそうです。

 

 自分がやろうとしている何かを、既に成功させている人がいたら、その人を真似するというのも良い方法だそうです。全く同じでなくてもいいから、1つだけでも真似してみる。それがうまくいったら2つ真似してみる。それなら無理なくできるはずです。

 

 自分を変えるスイッチが見つからなくて悩んでいるなら、是非この本を読んでみてください。スイッチを見つけるヒントがたくさんありますよ!

 

1572冊目(今年15冊目)☆☆☆☆☆

« 『レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか』 ヴォルフガング・ヒュアヴェーガー | トップページ | 『パンダ銭湯』 tupera tupera »

海外 その他」カテゴリの記事

心・脳・身体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『スイッチ!』 チップ・ハース ダン・ハース:

« 『レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか』 ヴォルフガング・ヒュアヴェーガー | トップページ | 『パンダ銭湯』 tupera tupera »