『スティーブ・ジョブズ(2)』 ヤマザキ マリ
大学生となったスティーブは、思いっきりイヤな奴になってます(笑)
優秀な頭脳と、コンプレックスと、野望と、不安、そういうものを持ち合わせた彼は、誰にも遠慮するなどという事はありませんでした。自分がこう思うのだから、それを主張するのは当然だ!という傍若無人な青年です。
アタリへ面接へ行った時にも、僕を雇うのは当然でしょ!という態度ですものね。とはいえ、そんな彼を雇う事にしたアタリの担当者は、きっと見る目があったのでしょうね。
そんなオレ様な態度を取るスティーブでしたが、内面的には大きな不安を抱えていたのでしょう。禅に惹かれ、インドへと旅立ちます。この当時、西海岸の多くの青年たちがインドへ向かっていたという事を、改めて思い出しました。
インドから帰ってきたスティーブは、もう一人のスティーブとアップル社を作ります。ベンチャー企業って、こういう感じで出来上がっていくんだよねというワクワク感!ここから歴史が生まれます!
1587冊目(今年30冊目)☆☆☆☆☆
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