『本当に頭がよくなる1分間ノート術』 石井 貴士
「ノートを取らなくても頭のなかに知識が入る」という人はいない(本文より)
何かを教わって、その時は分かったような気になるのですが、後でおさらいしてみると、ちっとも理解できていないことって多くないですか?
それでも、やったという記憶が残っていればまだいい方で、何を教わったのかちっとも覚えてないことだってあります。
どんな風にノートを取ればいいのか?について、この本の著者は思い切った方法を薦めています。
「1ページ1秒」で見直せることを前提にノートを書く
「1ページに書く内容は1つのテーマについてだけ、大きな文字で簡潔に」なのです。1秒で読めるようにということは、そんなに長い文章は書けません。箇条書きにしたり、単語だけにしたりして、後で見直したときにパッと分かるようにします。
ノートを取るということは、話を聞きながら書くわけですから、何を書こうかと悩んでいるヒマはないのです。悩んでいる間に次の話を聞き逃してしまってはいけません。これだと思うことをササッと書くのが鉄則です。
そして、何よりも大事なことは、ノートを取ることだけで安心してしまって、後で見直さなければ意味がありません。後で見直した時に、その場の雰囲気が蘇るようなノートを取れるのが理想です。
こういうノートの取り方もあったのですねぇ。できる部分から取り入れてみようと思います。
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