『スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実』 ルーク・ハーディング
「NSA(米国家安全保障局)は、全世界のメール、SNS、通話を監視しているという事実を、エドワード・スノーデンが世界に公表しました。
国益を守るためという名目で行われていた諜報活動だったのですが、スノーデンはそこに違和感を感じたのです。要注意人物の情報を集めるならいざ知らず、あらゆる人々の情報を監視するなんていう、個人の自由を全く無視して行われている事実に怒りを覚えたのだと思います。
スノーデンが情報リーク先に選んだのは英国の「ガーディアン」紙でした。これによって、「ガーディアン」は「ワシントン・ポスト」とともに、2014年のピュリッツァー賞(公益部門)を獲得しましたが、スノーデン本人はアメリカ政府から追われる身となってしまったのです。
本来は亡命の為の乗換地点として降り立ったロシアの地で立ち往生してしまったというのは、偶然だったのでしょうか?それとも誰かの狙いだったのでしょうか?
NSA がグーグルとヤフーのデータセンターに侵入していたというニュースが流れを一変させた。IT大手はこれまでになかったほどに団結して、米国の監視法の抜本的改正を要求した。オバマと議会への公開書簡では、諜報機関による大量データ収集の禁止を求めた。(本文より)
この事実は、日本でも伝えられたのでしょうか?わたしはこの本を読むまでこの事実を知りませんでした。こんなに大事なことを世界に知らしめた人が「お尋ね者」になっているのは何故なのでしょうか?アメリカは自由の国であるはずなのに、こんなことが起きることが不思議でなりません。
そして、こんな大変なことをほとんど報道しない日本という国のマスコミにも不信感がつのるばかりです。
R+(Reviewplus) さんからこの本を提供していただきました、ありがとうございます。
1602冊目(今年45冊目)☆☆☆☆☆
« 『あな吉さんの主婦のための幸せを呼ぶ!手帳術 カラー実践版』 浅倉 ユキ | トップページ | 『ランチのアッコちゃん』 柚木麻子 »
「伝記・日記・ノンフィクション」カテゴリの記事
- 『ぼくにはこれしかなかった』 早坂大輔 26-189-3948(2026.07.07)
- 『ポール・マッカートニー伝』 藤本国彦 26-180-3939(2026.06.28)
- 『明治のナイチンゲール大関和物語』 田中ひかる 26-169-3928(2026.06.18)
- 『河川敷の「原住民」』 趙海成 26-149-3908(2026.05.29)
- 『鹿鳴館の貴婦人 大山捨松』 久野明子 26-123-3882(2026.05.03)
「Review Plus」カテゴリの記事
- 『血流がすべて整う食べ方』 堀江 昭佳(2018.01.24)
- 『一瞬で心をつかむ文章術』 石田章洋(2016.06.28)
- 『血流がすべて解決する』 堀江昭佳(2016.05.17)
- 『子どもと食べたい時短おやつ』 菅野 のな(2015.12.27)
- 『長く健康でいたければ、「背伸び」をしなさい』 仲野孝明(2015.11.10)
« 『あな吉さんの主婦のための幸せを呼ぶ!手帳術 カラー実践版』 浅倉 ユキ | トップページ | 『ランチのアッコちゃん』 柚木麻子 »



コメント