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    やってみもせんで何を言っとるか
    (by 本田宗一郎)

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『あな吉さんの主婦のための幸せを呼ぶ!手帳術 カラー実践版』 浅倉 ユキ

 この本は「主婦のため」と言ってますけど、すべての人に有効な手帳術だと思います。それは何故かと言うと、

やらなくちゃ!と思っていること、やりたいと思っていることをすべてフセンに書き出す。

という方法を撮っているからなんです。

 「忙しくて時間がない」が口癖のようになっている人って本当に多いのですが、それを本気で解消しようとしている人は余りいないんですよね。

 自分がやらなければならない作業にどれだけ時間が必要なのか?どういう順番でやればいいのか(急ぎなのか、締切があるのか)?などを把握していないから、闇雲に忙しいという気持ちになってしまうのだ、というのが著者の考え方です。

 それらを解消するためにはどうすればいいのか?まずは頭の中に詰まっている、あれやらこれやらをすべてフセンに書き出すという所から始まります。

 日常でやらなければならないこと、長期的にやらなければならないこと、時間があればやりたいと思っていること。そういうことをすべて書き出すんです。

 その後にも色々と作業があるのですが、とにかく大事なのは「書き出す」ということなんです。いつか行ってみたいと思っていた場所のこと、やってみたいと思っていたこと、って案外忘れてしまうことが多いのです。気が付いたら、やりたいと思いついてから何十年も経ってしまったなんてことになってしまいます。

 書き出して、いつも目につくところに置いておくこと、それこそが「幸せを呼ぶ」のだと著者は力説しています。ウンウン、確かにそうだと思います。

 わたしも、頭の中のあれやらこれやらをフセンに書き出すところからやってみようと思います!

1601冊目(今年44冊目)☆☆☆☆☆

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