『情報は1冊のノートにまとめなさい[完全版]』 奥野 宣之
最初の「情報は1冊のノートにまとめなさい」を読んだ時に、自分が書いた文章(2008年5月)を読み返してみると、たった6年前なのに随分昔のような気持ちになってしまいました。時の経つのは実に早いものです。
この完全版で奥野さんがおっしゃっているのは、自分が何をしたのか、何を見たのか、何に興味を持ったのかにタイムスタンプを入れて記録することの大事さです。自分のライフログという部分が以前よりも強調されているように思います。
メモを書き、それを読み返す。
たったそれだけのことですが、これが案外できていないものです。
そして、「1冊のノートに何でも書いてしまうと、公私が混同してしまうじゃないかと思われるかもしれませんが、決してそんなことはないのですよ。」という部分がおもしろいなと思います。
趣味であろうと、仕事であろうと、それをやっているのは自分という一人の人間です。無意識のうちに自分の考え方や嗜好が反映されているはずです。ですから、どんなことであろうと無関係であるはずがないのです。
ですから、仕事の進め方も、気になる雑誌の記事も、大好きな写真も、すべて1冊のノートに納めておきましょう。という方法は理にかなっているのです。
この本を参考にして、いろんな事をノートにジャンジャン記録していこうと思います。
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