『もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。』 松浦弥太郎
「すみません」というのは、どんな場面でも、つかおうと思えばあいさつのときにもつかえる便利な言葉です。でも、25歳の僕はこの「すみません」をできるだけ使わないことに決めました。
「これ食べなよ」と言われて「すみません」と食べていたのを「ありがとうございます」に代えて食べたら、印象が全然違ってきます。ほかにも「おそれいります」とか「かしこまりました」などTPOによっては、さらにていねいなものに置き換えられる言葉が、実にいくつもあるのです。
(本文より)
- Thank you = ありがとう ・ すみません
- I’m sorry = ごめんなさい ・ すみません
- Excuse me = すみません
「ごめんなさい」にも「ありがとう」にも使えてしまう「すみません」って便利だけど、何でもそれ1つで済ませてしまうって、余りにも不精な気がします。こういうことに気付くかどうかって、自分の感性を試されているような気がするのです。
言葉の意味をきちんと考えて話をする、相手はなぜそういう表現をしているのかを考えながら聞くってとても大事なことです。
言葉はそれを発する人の気持ちを表現するものだから、いつの間にか本音が出てしまうのです。何でも「すみません」で済ませてしまう人って、いつも謝っているような気持ちにならないのかしら?とか、絶対に謝らない人って、きっと自分に自信がないんだろうなぁとか、考えることがあります。
わたしも「すみません」はなるべく言わないようにしています。だって感謝の気持ちは「ありがとう」と言った方が気持ちいいじゃないですか!
松浦さんの丁寧な生き方が良く分かる言葉がたくさん詰まった本でした。
1688冊目(今年35冊目)☆☆☆☆☆
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