『プロフェッショナル シンキング』 宇田 左近 平野 敦士 カール 菅野 誠二
東洋経済新報社
思考逃避がもたらす固定概念を打破する(本文より)
子供の頃はあんなに「なぜ?」「どうして?」と思っていたのに、大人になると疑問を持たなくなるのは何故なのでしょう?
聞くのが恥ずかしいから?、それとも面倒くさい話になるのがイヤだから?とにかく考えない人が多いのです。考えないとどうなるかというと、これまでの慣例を踏襲することになります。つまり固定概念のみで物事を判断していきます。
考えない人にとって、前例がないというのは非常に困るのです。だから前例がないという理由で却下してしまいます。どうしても却下できない場合は、そんなことを自分にやらせようとする誰かが悪いと言うのです。
考える人は、何か問題にぶつかった時、様々なことを考えます。どういう視点から見たら違う風景が見えてくるのかを考えます。自分一人では答えが見つからない時には、誰かに相談することもあります。
固定概念に囚われないこと、そこからしか未来を考えることはできないのです。
R+(Reviewplus) さんからこの本を提供していただきました、ありがとうございます。
1692冊目(今年39冊目)☆☆☆☆
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こんばんは
お久しぶりです。
私もこの本もらいました。手法自体は参考になりましたが、ちょっと細かいところに引っかかってしまいましたw
投稿: 風竜胆 | 2015年8月28日 (金) 18:34
風竜胆さん☆こんばんは
固定概念に囚われないとは、何事にも疑ってかかれということですよね。
そういう内容の本の中で引っかかるところがあるって、どうなんでしょうねぇ?
投稿: Roko(風竜胆さんへ) | 2015年8月28日 (金) 20:41