『400円のマグカップで4000万円のモノを売る方法』 髙井 洋子
400円のマグカップで4000万円のモノを売る方法
「儲けの仕組み」が、簡単にわかる!
「儲けの仕組み」が、簡単にわかる!
posted with amazlet at 15.11.19
髙井 洋子
ダイヤモンド社
ダイヤモンド社
あるパッとしないカフェが少しずつ変わっていくというお話です。読んでいくうちに、いろいろな気付きがありました。
たとえば、お客様がこういうものが欲しいという要求に応えるのは良いのだけれど、余りリピートしない商品が増えてしまうのは、原価ロスを生みやすい。というのは、どの仕事でも言えることだなと感じました。余りに間口を広げすぎて、本当に売りたいものは何なのかが曖昧になるのもいけないことだなと思います。
ヒントは「継続」
新聞、ウォーターサーバー、生協、毎朝行くカフェ、などなど。気付かない間に「自動継続」になっているものが沢山あります。無意識の内に購入している商品って、値段のことなど考えていないことが多いのですよね。そういう商品を取り扱うことこそが、売上を安定させる秘訣だったのです。
一生懸命やっているけれど、どうも上手くいかないときは、何かが間違っているのではないかと疑ってみること。上手くいっている所のマネをしてみること。そういう日々の気付きが大事なのですね。
1715冊目(今年62冊目)☆☆☆☆
« 『反応しない練習』 草薙 龍瞬 | トップページ | 『人生を変えるメンターと出会う法』 本田 健 »
「ビジネス・経済」カテゴリの記事
- 『アフリカで、バッグの会社はじめました』 江口絵理 24-164(2024.06.08)
- 『日本の死角』 現代ビジネス 編 24-16(2024.01.17)
- 『にっぽん町工場遺産』 小林泰彦 356(2023.12.23)
- 『江戸のフリーランス図鑑』 飯田泰子 272(2023.09.30)
- 『父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』 ヤニス・バルファキス(2022.06.17)
「日本の作家 た行」カテゴリの記事
- 『「不適切」ってなんだっけ』 高橋源一郎 24-199(2024.07.13)
- 『マンガ「山奥ニート」やってます。』 棚園正一、石井あらた 24-182(2024.06.26)
- 『きのうの影踏み』 辻村深月 24-176(2024.06.20)
- 『いつか月夜』 寺地はるな 24-225-3251(2024.08.08)
- 『サキの忘れ物』 津村記久子 24-158(2024.06.02)
コメント